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  • 2015/06/29

【慶應卒コンサルを経て起業家へ】学歴だけあっても就活はダメ!就活で必要な本当の力は○○で身に付く

海外留学は就活で有利!その理由に迫る

数々のキャリアを積み重ね、現在株式会社エストレリータの社長をされている鈴木信之さんさんに、海外留学の魅力や就活についてお聞きしました。


鈴木信之様プロフィール
慶應義塾大学卒業後、中学受験の老舗企業である四谷大塚に入社し、講師人事や企画などを担当。その後、デロイトトーマツコンサルティング(現アビームコンサルティング)に転職。人事コンサルタントとして大企業の人事制度やシステムを構築するキャリアを積んだ後、人材ビジネス大手のパソナテックに人事部長としてヘッドハンティングされる。人事統括や企画責任者、グループ会社のGM、パソナ本体で新規事業の立ち上げなどを歴任し、2007年に株式会社エストレリータを起業した。現在は、海外生活に挑戦する若者へのキャリア支援事業を行いながら、年間200本にも及ぶ講演や企業研修を実施。

インタビュアー 
末若 俊介 慶應義塾大学 理工学部3年
大学生の視点で記事を書いていけるように、読んだ方が一歩を踏み出せるような記事にしたいです

前半では、鈴木さんの大学時代から、起業されるまでのキャリアの形成について伺いました。後半では現在の仕事に迫ります。

前半はこちらより→入学式で2年の休学を決意、時給8000円の家庭教師と波瀾万丈なエストレリータ鈴木さんへインタビュー

人口が減少していく日本ではグローバル人材の育成は必須

末若:「次に、現在のお仕事についてお伺いしたいと思います。鈴木さんは現在どのようなことをされているのですか」

鈴木:「一言でいうと、海外に留学する日本人を増やす仕事をしています。留学する日本人を増やす理由についてこれからお話しますね。現在、労働力人口と呼ばれる15歳以上の働ける人たちの人口は6500万人いるとされています。しかし、厚生労働省の資産では15年後の2030年には1000万人以上減ると想定されています。じゃあ労働力人口が減るとどうなると思う?」

末若:「働く人減ることで、会社が成り立たなくなるということですか」

鈴木:「その通りで、労働力人口が減ると、働き手のいなくなった中小企業がどんどん減って行き、大企業も10人でやっていた仕事を5人でやることになるので、当然ブラックと言われる仕事も増えてきます。それと同時に国は、所得税という形での税金が取れないので、代わりに消費税がドンドン上がっていきます。だから働く人がいなくなるってヤバいんです。厚生労働省は2007年の段階で、年間100万人程度の外国人労働者の借りないと、今の日本の生産性が保てないと言っています。しかし、せっかく来てくれた外国人労働者の方を受け入れる体制が整っている日本の企業のわずか0.2%以下と言われており、その他の日本の企業の99.8%以上はその体制が整っていないとされています。だとすれば、日本の企業と外国人労働者をつなぐ人材が必要となってきますよね。そのような人材が今言われているグローバル人材というわけです」

留学をすることで、就活に必要な社会人基礎力が身に付く

末若:「その点に問題意識を感じて、グローバル人材を育成するために留学を支援しているということですか」

鈴木:「そうですね。あとは留学することによって、語学だけではなくて今就活で必要と言われている社会人基礎力というものが身に付くと思っています。じゃあ逆に質問なんだけど、じゃあ逆に質問ですが、就活っていつからか知っていますか?」 

末若:「来年の3月からだと思います。」 

鈴木:「みんなそう答えるですよ。来年の3月とか大人は言うけど、就活って『一幕の劇』で捉えるのがおかしいんです。。僕は、就活には第一幕と第二幕があると思っていて、面接とかESの書き方とか、SPIの解き方とかみんなが就活と思っているのは全部第二幕です。例えを出すと、男の子には分かりづらいかもしれないんだけど、女の子は寝不足が続いていたりだったり、体調が悪かったりすると、化粧の乗りが悪いことがありますよね。もうわかりましたか?」

末若:「ということは、僕らが思っている就活は第二幕で、やっていることはすべて化粧だということですね。」

鈴木:「そう。この時の化粧が第二幕で、第一幕は『すっぴん』。すなわち素の自分だよね。言い方は悪くなっちゃうけど、就活にずっと落ち続けてしまう人は、すっぴんがボロボロなのにその上に化粧するから、違和感のある人になってしまうということ。一番大事なのは、このすっぴんをどうやって作っていくのかという話なのに、みんな化粧に目がいっちゃうからもったいないよね。じゃあ就活の第一幕(すっぴんを作ること)っていつからやると思います?」

末若:「大学に入学してからですか?」 

鈴木:「いやいや、オギャーっと生まれてからずっとだよ。生まれてから今までずっと皆すっぴんを作っているんです。それをどう化粧してあげるか、今まで創ってきたすっぴんをどのように人事にみせるかが、僕らみたいなキャリアカウンセラーと言われる人達の腕なんです。だから化粧はいくらでもお手伝いできるけれど、すっぴんづくりは自分しか出きないから、それだけは自分でやらないとダメですよというわけです

自分自身を磨くには海外に行くのが一番手っ取り早い!

末若:「生まれてからずっとですか。では、すっぴんを鍛えるためには、どうしたらいいんですか」

鈴木:「話は戻るんだけど、『すっぴんづくりに一番最適なのは、海外にいくことである』ということを僕は学生に伝えています。なぜかというと、顔に冷たい水をつけて、肌を鍛えるのと同じように、海外に出て良い意味での不自由さの中に自分自身に置くことによって、普段では感じられないストレスを感じられ、それを脱却するために普段使わない力が使います。それがいずれ社会人基礎力と言われるものになるんです。僕はこの社会人基礎力の12個のうちの8個は海外にいくことで身に付くと思っています。これまでのべ29000人の学生や若手社会人の支援をしてきてそれを見てきていますから!

(参照:経済産業省)

末若:「海外留学で、社会人基礎力ががつくとおっしゃいましたが、どのように身に付くのですがつきますか」

鈴木:「社会人基礎力の中の主体性を例にとって説明します。自分自身の一週間考えてみると、友達と遊びに行く予定が入ったり、彼女とデートしたりしていると、他の人にどんどん自分の時間を奪われていっていませんか?しかし、海外にいくと、誰も時間を奪う人がいないんです。たとえ語学学校に行っていたとしても、お昼からは予定がないので、自分でスケジュールつくらないと、寝てるだけになっちゃうんですよ。そうならない為に自分で行動を起こし、スケジュールを埋める。これは立派な主体性ですよね。このように海外に行くことで語学力以上ものがたくさん身に付くと僕は思っています」

リスクを恐れすぎず、まずは飛び込んでみよう!

末若:「鈴木さんは、今まで多くの学生と接してこられたと思います。弊社のt-newsでは、東大や早慶大の会員が多くいるのですが、東大や早慶大の学生に対して感じる課題などはありますか」

鈴木:「東大や早慶の学生さんは与えられた問題に対しての処理能力はすごく高いと思います。しかし賢いがあまり、何かを行う時にリスクが見え過ぎる傾向にあると思います。他の子達に比べて多くリスクが見えてしまうので、それが怖くなって立ち止まっちゃう子が多いと感じます。TEDの中にあるマシュマロチャレンジなどはいい例で、いろんな人にやらせてみたところ、一位は建築家だったんだけど、2位が幼児だったんです。いきなりやり始めてトライアンドエラーした方が、MBA生よりも高く積み上げることができたってことになりますね。東大や早慶の学生の課題はここにあるのかもしれないと思っていて、まずやってみるということが出来るようになればさらに素晴らしい人材になれると思います」

マシュマロチャレンジ 
4人ずつのチームで、20本のスパゲッティと、90cmずつのテープ
と紐で自立する建物を作り、その一番上にマシュマロを乗せて高さを競う
詳しくは、TEDで→マシュマロチャレンジ

末若:「最後に、大学生にメッセージを頂ければと思います」

鈴木:「迷いには、『2種類の迷い』というものがあるということを伝えたいです。まず一つは右にいくか左にいくかの分かれ道にいるときの迷いです。この迷いは、良い迷いです。この決断をする為には、どちらの道にいっても正解だと思うことが大切です。就活を例に取ると、大企業orベンチャーという選択肢があるとします。どっちかが正解だと考えると、人間って動けなくなってしまうんです。しかし、決めた道を正解にするという考え方ができれば、あとは、その決断を自分で信じきれるかどうかだと思います。つまりAかBかどちらかの道に正解があるのではなく、選んだ道を正解に出来る自分と正解に出来ない自分がいるだけなんです。つまり正解は自分で創る物だということです

「もう一つの迷いは、分かれ道の手前50mにいるのに迷っているときです。それは迷っているんじゃなくて単なる調べていないがゆえの情報不足です。分かれ道にきていないので、迷う資格すらその人にはまだないんです。その場合は自分自身で調べて分かれ道までは進みましょう。本当の意味で迷う分かれ道まで来ましょうということです。分かれ道までくることができたならば、もうあとは信じた道を進むだけです。だから就活のときでも、『私、迷ってるんです』と安易に言うのではなくて、その迷いは2つのどちらの迷いなのかを見極めることは大切だと思います。あとは自分の信じた道を突き進んでください」 

末若:「本日はありがとうございました」

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鈴木さんが運営されているサイトはこちらより

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Est Navi→https://www.est-navi.jp

インタビュアー

鈴木信之様プロフィール

慶應義塾大学卒業後、中学受験の老舗企業である四谷大塚に入社し、講師人事や企画などを担当。その後、デロイトトーマツコンサルティング(現アビームコンサルティング)に転職。人事コンサルタントとして大企業の人事制度やシステムを構築するキャリアを積んだ後、人材ビジネス大手のパソナテックに人事部長としてヘッドハンティングされる。人事統括や企画責任者、グループ会社のGM、パソナ本体で新規事業の立ち上げなどを歴任し、2007年に株式会社エストレリータを起業した。現在は、海外生活に挑戦する若者へのキャリア支援事業を行いながら、年間200本にも及ぶ講演や企業研修を実施。

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