• キャリア
  • 1
  • 1415views
  • 2015/08/20

同級生の自殺から自分を見つめ直すためにアメリカへ!私が経験した日本と世界の教育の違い

東京インターナショナルスクール代表の坪谷さんにインタビュー

東京インターナショナルスクールの代表である坪谷・ニュウエル・郁子さんにお話をお伺いしてきました。

坪谷・ニュウエル・郁子さん(以下敬称略)
国際バカロレア機構アジアパシフィック地区委員。英語を母国語としない子どもたち向けの英語教育カリキュラム開発を行う株式会社日本国際教育センター代表及び中目黒キンダーガーテンを運営するグローバル人材研究所の代表を務める。蔵野学院大学客員教授。イリノイ州立西イリノイ大学WESL(国際学生科)卒、早稲田大学人間科学部人間環境科学科卒。
 

インタビュアー 
末若 俊介 慶應義塾大学 理工学部3年
大学生の視点で記事を書いていけるように、読んだ方が一歩を踏み出せるような記事にしたいです。

突然の同級生の自殺。日本の教育システムに疑問を持つ

末若:「本日はよろしくお願いいたします。まずはじめに坪谷さんは、神奈川の高校から、アメリカの西イリノイ大学に進学されたとお伺いしたのですが、なぜ日本の大学ではなく海外の大学に進学されたのでしょうか」

坪谷:「私は元々、神奈川県内の進学校に進み、日本の一流大学を入学することを目指して勉強していました。その高校の同級生にベースを弾くのが好きな子がいて、将来ベーシストを目指していたんです。しかしとても頭がいい子だったために、学校にも親にもベースなんてせずに勉強しなさいと反対されて、高校2年の冬休みに電車に飛び込んで亡くなってしまったんです。それまで勉強ばかりしていた私はこのままでいいのだろうかと考え直しました。そして、『こんな閉塞感のある日本はいやだ、もっと自由な社会にいきたい』と思い、親の期待を裏切りアメリカの大学に進学することに決めました

末若:「進学された西イリノイ大学での生活はいかがでしたか?」

坪谷:「私の行った大学はものすごい田舎で、畑しかないようなところでした。冬はマイナス20度くらいになって、まつげが凍っちゃうくらい寒かったですし大変だった思い出しかないですね。なにより白いご飯があまり食べれないことが最初はつらかったですね。西イリノイ大学では、現在でいうところのリベラルアーツを学んでいました。あとはビジネス専攻だったので、ビジネスに関する講義をずっと受けていました

末若:「大学時代はアルバイトをされていたのですか」

坪谷:「実はアルバイトはやっていませんでした。そのかわりに自分自身で商売をしていました。偶然捨て猫を拾って、捨て猫のために簡単に洋服の切れ端とパンツのゴムを縫っておもちゃを作ってあげたんです。そのおもちゃでうちの猫が何時間も遊ぶので、それをたくさん作って道端で販売し始めたのが最初です。最初はあまり売れなかったのですが動物病院にチラシをおいてもらうようにお願いしたりなどしていくと、ある程度売ることが出来たんです。しかし夜なべして作っても一日に20個程度しか作ることができなかったので、結局やめてしまいましたが」

日本とアメリカの大学はなにが大きく違うのか!?

末若:「坪谷さんは西イリノイ大と早稲田大学を卒業されていますが、日本とアメリカの大学はどのような点が大きく異なるのですか」

坪谷:「日本の大学は勉強量が圧倒的に少ないと思います。西イリノイ大学にいた頃は家に帰った後も勉強をしないと終わらないくらいの宿題の量でしたから、毎日課題がでるので、課題がやってもやっても終わらなくて大変でした。それに比べて、日本の大学は学期末にテストやレポートを提出すれば単位が基本的にはくるので、簡単に単位がもらえると感じました。アメリカの大学は間口が広くて出口が狭いといわれているように、ある程度勉強しないと進級できないということが多くあるので、卒業できない学生多くいるというのが実情です。日本の多くの大学はそのようなことはなく、比較的自由な時間が多いために、様々な経験をすることができるとも感じました

末若:「坪谷さんご自身はどちらがの国が良いと思われますか」

坪谷:「どちらにもメリットがあると思うのですが、私自身はヨーロッパ型の教育システム方がいいと思っています。ヨーロッパの子ども達は高校生の頃に、自分はなにが得意なのか、何がしたいのかを把握していくんです。靴職人など大学に行く必要がない場合は大学にいかずにその道の師匠に弟子入りします。つまり大学に行かないことが不利ではないので、日本のように猫も杓子も大学にいく必要はないということです。それに加えヨーロッパは職人文化が強いために、職人のお仕事と大学教授の仕事を比較しても給料にはそれほど大きな差がないんです。つまり給与の保証がされているために、自分のやりたいことをやれるので良いのではないかと思います」

末若:「やりたいことをやるのが、一番良いということですね」

坪谷:「そうですね。例えばカメラマンになりたいと思い、カメラマンになるための修行ををするということなった時、本当に自分のやりたいことであれば、給料が安かったり、つらいことがあっても頑張れますよね。でもやりたいことではないことをやっているとうまくいっているときはいいのですが、うまくいかないときに学校のせいにしたり社会のせいにするなど、他人に依存してしまい、自分の人生ではなくなってくるんです。そうならないために自分は『なにがしたいのか』『なにが好きなのか』を見極める力をつけて、最後は自分の第六感を信じて、自分のやりたい道に進んでいくといいと思います

ここからは坪谷さんが代表を務める東京インターナショナルスクールで行われている授業やグローバル人材についてもお伺いします。

続きはこちら→【2000時間で英語は身に付く!】英語だけじゃないインターナショナルスクールでの教育の裏側

坪谷さんの活動はこちらより

東京インターナショナルスクール→http://tokyois.com/new/
国際バカロレア→http://www.ibo.org

世界で生きる教育推進支援財団

国際バカロレアを受ける生徒は従来の教育を受ける生徒に比べて、世帯にかかる負担が大きい。その負担は各世帯にかかってくるため、世帯の所得に応じた支援を行うことで、経済的な理由によって国際バカロレアを受けることを諦めることのないような社会を目指し活動しています。興味のある方は協力してはいかがでしょうか

著書のご紹介

世界で生きるチカラ---国際バカロレアが子どもたちを強くする

会員限定記事

キャリア

2017/09/22

【19卒会員限定】リクルートを経て設立した「就活コーチ」の廣...

こんにちは!トモノカイ事務局です。今回特別に、「就活コーチ」の代表を務める廣瀬 泰幸氏から19卒のt-news会員に向けてメッセージを預かったので、就活を控えるみなさんにお届け...

 

 

2017/09/14

【サークル紹介】早稲田大学和太鼓サークル 魁響

2010年設立、学内で唯一の公認和太鼓サークルです。現在、オール早稲田の約40名で活動中です。早稲田祭を筆頭とした学内外の数々のイベントに出演しています。 月に三度、...

 

 

2017/09/13

【サークル紹介】早稲田大学フラメンコ集団iVAMOS!

早稲田大学唯一のフラメンコサークルです。インカレ生、留学生を含め、20人前後で和気あいあいと活動しています。 毎週火曜日、早稲田の学生会館にてプロの先生の指導のもとレ...

 

会員限定記事をもっと見る

てぃーすけ案内