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  • 2015/04/14

飲み会で元を取りたいあなたへ!知っておきたい居酒屋飲み放題のカラクリ

はじめに

居酒屋で飲み放題コースを注文したことはみなさん経験があると思いますが、酒豪の友人を見ると、思わずこれだけ飲んでお店に利益は出るのかな…なんて考えたりしてしまいます。そこで今回は居酒屋は飲み放題でどのように利益を出しているのか?居酒屋の飲み放題で元は取れるのか?にスポットを当てていきたいと思います。

1.飲み放題ってホントにお得なの?

そもそも’’飲み放題’’とは「どれだけ飲んでも料金が一定である」ことです。2時間1500円で飲み放題なら2時間の間は1杯でも100杯でも料金は変わらず1500円となります。これは皆さんもご存じではないかと思います。

では、居酒屋はどのように飲み放題で利益を出しているのでしょうか?

1.ビールは赤字!?飲み物の原価から見る居酒屋の戦略

飲み放題で得をするためには飲み放題の料金以上の注文をしなければなりません。しかし、お店側からすると飲み放題の料金が飲み物の原価を越えなければ利益が出ます。では、それぞれの飲み物の原価はどれくらいでしょうか。まず1番原価が高いのが生ビールで、中ジョッキだと158円日本酒やワインは150円でこちらもやや高め。酎ハイやカクテルは平均40~50円。ソフトドリンクに至っては原価を考慮しなくてもほぼ問題ない。


(画像提供 by 足成

こうして比べてみると、中ジョッキばかり頼めばお店側も困るのでは…?と勘づきますが、「ビールはお店の広告塔のようなもので、ビールをウリに他の飲み物やフードを注文してもらうことで利益を出すようにしています。ビールで赤字が出ることは想定内です。日本酒やワインの原価がやや高めですが、これらが好きな人は飲み放題に含まれていない銘柄を好みやすいため、さほど影響はありません。」とのこと。またビールばかりを頼む人もいれば、ほどほどにお酒を楽しむといった人もいるでしょう。そのような人は最初の1杯はビールを頼み、後は酎ハイを頼むといった感じでしょうから、そのようなお客もお店側にとってありがたいお客様となるでしょう。

ビールをウリにして他のメニューで利益を出す!

2.時間があってもあまり飲めない…?飲み放題コースの落とし穴

飲み放題コースの時間をイメージしてみると、大体90分120分のコースが定番ですね。例えば120分の飲み放題コースだったとして、大体みなさんはどれくらい飲み物を頼むでしょうか?まず1杯を消費するのに、まず注文をして、飲み物が座席に運ばれてきて、全部飲み干す…といった具合になります。お酒好きな人がハイペースで頼んだとしたら、最初は勢いよく5分もあれば飲めてしまうかもしれませんが、後半になるとペースは落ちるのでおよそ10分近くかかってしまうのではないでしょうか。平均して1杯あたりおよそ8分で飲み切れると仮定した場合、120分でおよそ15杯飲めることになります。これなら元が取れるのでは…?

 
(画像提供 by ぱくたそ

最近行った居酒屋の飲み放題の注文を思い出してみてください。サークルの打ち上げ、クラスの懇親会、バイト先での忘年会…などではないかと思います。会話もせずにひたすら注文し黙々と飲んでただ元を取ることに専念する…。そんなシーンは恐らくなかったはずです。そのような場では、周りとの会話よりひたすらお酒!という人はなかなかいないでしょう。いるとしても、周りに人がいる以上は少しは会話をしますよね。

120分という時間で見ると、計算上は元が取れるかもしれませんが、飲み放題の場面を想像すると、前述の仮定はどうやら現実味が無さそうです。

飲み放題=たくさん飲める環境 とは限らない!

3.「私、お酒飲めないんだよね…」みんなで飲めばお店にも利益が!?

ここまで記事を読んで、「自分は酒が強いし周りの会話よりもひたすら飲みまくって元を取れるぞ!」と思う人も若干名いると思います。そのような精鋭揃いで挑めば勝ち目はあるかもしれませんが、飲み放題コースを頼む場面といえば、前述しましたがサークルの打ち上げ、クラスの懇親会、バイト先での忘年会…などではないでしょうか。すると、当然お酒が弱い人もいるでしょう。そのような人たちは大体ソフトドリンク酎ハイカクテル等の原価が低いものを数杯飲んだら顔が真っ赤になります(私ですね)。


(画像提供 by ぱくたそ

お店にとっては、ほとんど原価の高い飲み物を注文せずに飲み放題の料金を支払ってくれるわけですから、とてもありがたいお客様でしょう。仮に一人がたくさん飲んで元を取れたとしても、グループ全体で計算するとお店側にも利益が出ることになります。

グループ全体で見ると居酒屋にも利益が!

 2. 元を取るにはどうすればいいんだろう?

飲み放題システムで居酒屋は丸儲けなのかと思わず感心したくなりますが、元を取る方法は果たしてあるのでしょうか?今までのデータを踏まえ、元を取る方法を考えてみると、「①生ビールは原価が高い(中ジョッキ1杯あたり158円) ②時間は限られているためひたすら飲むことを最優先 ③お酒が強い人が飲む」というのが一番現実的なのではないかと思います。

具体的なシチュエーションとしては「2時間1500円の居酒屋で、ただひたすらに中ジョッキのビールを10杯以上飲み続ける」といったところでしょう。もはや戦いですね。よくある飲み会のシチュエーションではまず起こりえないので、覚悟を決めて一人で黙々と飲むか、酒豪仲間を揃えて飲むと元が取れるかもしれません。

その気になれば元は取れる!

おわりに

いかがでしたでしょうか。飲み放題なんかやってホントに利益が出るの?と思った方も少し納得していただけたのではないでしょうか。普段利用している飲み放題にも、しっかりと利益が出るようになっている居酒屋側の狙いがあることが分かりました。また、その気になれば元を取ることが出来る方法を発見できたことも収穫ではないかと思います。ぜひ居酒屋で飲み放題を利用する際に、この記事を思い出していただければ幸いです。

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山口 豪久

著者:山口 豪久

神奈川県出身。慶應義塾大学に在学中。専攻は歴史学。2015年3月からt-newswebライターをやっています。「いい仕事さえすれば全ては輝くことは知ってます。」という言葉に感銘を受けました。ホワイトボードに書いて部屋の壁に吊るしてます。記事を読んだ方に、少しでも考える機会を持ってもらえるような記事を書けたらと思います。