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  • 2015/07/10

一攫千金も夢じゃない!大学生でもできるLINEスタンプ販売について調べてみた

はじめに

LINEは2015年現在、国内で5,000万人を超えるユーザーが利用しており、それぞれ2,000万人強とされているfacebookやtwitterよりも圧倒的な利用者数を得ています。周りを見渡してもLINEを使ってない人の方が珍しいといった感じです。

そのLINEですが、特徴の1つにLINEスタンプが挙げられます。今回はそのLINEスタンプの特徴と、誰でも参入できるLINEスタンプの販売の仕組みに焦点を当てていきたいと思います。

返信に困った時には…LINEスタンプ!

そもそもLINEスタンプとは、LINEでやりとりをする際にテキストメッセージに挿入できるイラストのことです。喜怒哀楽を示す様々なものがあるので、言葉では上手く表現できない時にスタンプを使うと、より相手に正確に気持ちを伝えることが出来るので返信に困ったときなどにスタンプを使う方もいるのではないでしょうか。

1-1. LINEスタンプがユーザーを特徴づける

友達とLINEでやりとりする際にスタンプを使うことはよくありますが、何を使うかはみなさんそれぞれですね。どの場面で使うか、またどんなスタンプを使うかでその人自身の性格や感性が出るので「この人面白いなあ~」とその人の意外な一面に気付かされたりします。


(提供:ぱくたそ

スタンプの種類や使い方によってその人のキャラクター性が現れるため、スタンプを使う人自身もどのスタンプを使おうかなと考えながら選んでいるはずです。スタンプを通してその人のキャラが強調されたり、意外性を発揮するので、たかがスタンプと侮れなかったりします。

1-2. LINEスタンプでマーケティングする企業たち

スタンプはその人自身が好きなものを選択してダウンロードする仕組みがとられていて、また1回ダウンロードすることで何度でも繰り返し使うことが出来ます。

そのためテレビCMを使う企業が、その企業のブランド名を全く知らない状態から人々に認知してもらう形に比べて、ユーザーの側から能動的に企業のブランドを知り得ることとなります。つまり、ユーザーに積極的なアプローチが出来ることから、企業はLINEスタンプを用いたマーケティングに躍起になっています。

(参考:「LINEスタンプ」がマーケティング戦略で効果的な理由

一攫千金も夢じゃない?LINEスタンプは売れるのか?

LINEスタンプは企業やプロのイラストレーターが作成しているイメージが強いですが、中にはアマチュアの方もおり、一攫千金を稼ぎ出すことも夢ではありません。ではLINEスタンプ販売の仕組みはどのようなものなのでしょうか。また、LINEスタンプで一攫千金を得ることは果たして可能なのでしょうか?

 2-1. 無料で登録・販売が出来る

LINEスタンプの登録・販売は無料で行うことが出来ます。その参入の容易さから、スタートから半年後の2014年11月時点で、145の国や地域から登録したスタンプ制作者が約27万人、スタンプの販売総額は約36億円という規模にまで発展しました。無料で販売が出来るので、金欠な大学生でも気軽に取り組める点は魅力的ですね。

2-2. 上位10作品の売り上げは平均○○万円!?

LINEスタンプは40種の絵柄を1セットとして100円で販売し、その一部を収入として得ることが出来ます(その割合については後述します)。実際にスタンプがヒットして一攫千金を得た制作者もいて、上位10人の販売額の平均は約3680万円になるそうです。当時の割合で、1人当たり平均約1,800万円近くの収入を得たことになります。


(提供:flickr) 

 1,800万円もあれば大学生の内にバイトせずに遊び倒しても使い切れない額といった感じがして、夢がある話だなあと思ってしまいます(笑)。

2-3. プロではない素人でも参戦が可能

それでもスタンプを販売するとなると敷居の高さを感じる方もいるのではないかと思います。しかし、LINEの調査によると、クリエイティブ・アート系の仕事に就いている人は約4割に留まり、「プロとして業務経験が無い」人が46.4%「デザインの勉強をしたことが無い」人は過半数を超える50.6%にもなります。「絵を描くのが得意な素人」が大半を占めており、調査からも門戸の広さが伺えます。

(参考:LINEスタンプは、億万長者への近道?!

 でも意外と儲からない?思わぬ落とし穴も…

ここまで記事を読んで「これなら自分にもチャンスがあるのでは…?」と思った方には残念なお知らせですが、そう簡単には儲からない思わぬ落とし穴が存在するのです。具体的に紹介していきます。

3-1. 参入のしやすさがアダに…

確かにLINEスタンプを販売する敷居は低いのですが、その低さ故に販売希望者が殺到し、2014年4月から11月の約7か月間で27万人を超える人々がクリエイター登録を行いました。

登録数が多いと当然スタンプも無数に販売されるわけで、その中から自分のスタンプを選んでもらうには秀でたものが無いと厳しいでしょう。またスタンプ販売を申請してから、販売基準を満たしているかどうか承認されるまでに数か月かかるため、販売にこぎつけるのに時間がかかるという状況です。気を長くして待たないとモチベーションを保つのは難しいかもしれません。敷居が低いことが原因で販売が困難になるのは何とも言えないところでしょうか。

3-2. 収益の分配率に陰りが…

LINEは12月末に「LINEクリエイターズスタンプ」の制度変更と今後の取り組みを発表しました。クリエイターにとって特に見逃せないのが、クリエイターズスタンプ報酬の分配率変更です。


(提供:ぱくたそ

 発表では「収益の分配率を50%から35%に減額する」と書かれています。これまでクリエイターは収益の50%を得ていましたが、これにより収益の35%しか得ることができません。もし1万円の収入を得ようとしたら本来なら200セット売れば良いことになりますが、改定後は290セット売らなければなりません。1つ売るのですら大変そうなのに90もの差が出てしまうのは致命的ではないかと思います。

(参考:50%から35%へ減額。LINEクリエイターズスタンプ報酬変更の衝撃!

 まとめ

LINEスタンプを使う(買う)側からすれば、それはその人を特徴づける重要なアイコンにもなり、普段何となく使っているLINEスタンプにもその人の個性を表す面白さがあることが分かっていただけたのではないでしょうか。

売る側からすると、一攫千金を目指すには程遠い状況かなというのが正直な感想です。しかし、参入の容易さは魅力的ではあるので、絵を描くのが得意だ!という方はお小遣い稼ぎの副業感覚でトライしてみると面白いかもしれません。

(タイトル画像提供 by flickr Wany Bae

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山口 豪久

著者:山口 豪久

神奈川県出身。慶應義塾大学に在学中。専攻は歴史学。2015年3月からt-newswebライターをやっています。「いい仕事さえすれば全ては輝くことは知ってます。」という言葉に感銘を受けました。ホワイトボードに書いて部屋の壁に吊るしてます。記事を読んだ方に、少しでも考える機会を持ってもらえるような記事を書けたらと思います。