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  • 2016/01/28

【2017卒】就活の開始時期について語る!現役大学生453人が本音を暴露!

はじめに

今年から始まる就職活動時期の前倒し、皆さんどう感じていますか?つい1年前に就活開始時期が8月に変更になったばかりなのに、今度は6月開始になるということで、戸惑いもあるのではないでしょうか。

しかし、実は6月前倒しにはメリットもいっぱいあるようです。これを読めば、2年連続の変化に不安のある2017卒の就活生の皆さんも、ちょっと不安が取れるかも。8月解禁を経験した2016年卒の皆さんの意見も含めて、大学生の皆さんのリアルな声を紹介していきます!

就活選考の6月前倒し、メリットがあると答えたのは55%!

 

質問「就活の選考活動が8月から6月に前倒しになることは、学生にとってメリットがあると思いますか?
 
就活の選考活動解禁時期が6月に前倒しになることに関して、実は55%、つまり過半数の学生がメリットを感じているようです。一方、「思わない」の回答者も2〜3割いました。さらに「どちらともいえない」の回答者が1〜2割と意外と多かったことも特徴的です。
 
以下、それぞれの回答に対する理由を見てみましょう。

メリットがあると答えた方の回答理由

実質的な選考の開始はすでに前倒し

早期のインターンなどの、解禁前の実質的な就職活動がすでに行われているので、制度として就職活動を前倒しするのは学生にとって、開始のメドが立ちやすくなると思うから。
(慶應義塾大学 経済学部 経済学科 学部2年生 /男性)
今年は選考解禁が8月にずれ込んだが、大半の企業では6月頃から水面下での実質的な選考活動が行われており、企業・学生双方ともにルールを守る正直者や情報を知らない者が損をする状況になっていたから。
(慶應義塾大学 経済学部 学部4年生 /男性)

8月解禁だったはずの2016年卒の就活でも、実質的にはそれより前から選考がスタートしていたため、それならば正規の規則上も開始時期を早めた方が混乱を招かない、というのがこの意見。実際、8月より前に内々定をもらっていた知人も数多く見ました。確かに、規則を守る人の方が損をしたり焦ったりしてしまう状況はよくない気がしますよね。 

卒論や修論に割ける時間が増える 

就活解禁が遅いと卒論製作に影響が出る。解禁時期が早まることで、大学における研究の集大成と言える卒論により集中して取り組める。
(東京外国語大学 国際社会学部 国際社会学科 学部2年生 /女性)

今年、八月だったことによって修士論文の執筆が圧迫された。開始時期は実質変わらないので、公式に時期を早めることで期間を圧縮して欲しい。
(早稲田大学 創造理工学部 経営システム工学科 修士2年生 /男性)

8月解禁だと卒論や修論にかけられる時間が少なくなってしまいがちだが、6月に前倒しになれば、卒論や修論に余裕をもって取り組めるようになるという意見。いくら事前に準備しておくべきとはいえ、卒論や修論の正念場はどうしても秋以降になりがち。論文執筆時期と就活の最終段階時期がかぶるのは辛いですよね。

多くの企業を受けられる

少しでも早いほうが、多くの企業を受けることが出来ると思ったから。また、連休もなく、集中することが出来るから。
(創価大学 教育学部 児童教育学科 学部3年生 /女性)
去年の8月解禁だと、3月からエントリーして長い空白期間が空くことになる。その空白期間に選考を終わらせることができれば、夏休みに就職活動をせずにすむ。 また、前半戦が上手くいかなくても、第2第3エントリーを早くこなすことができ、受けることができる企業数が増え、就職活動が思うようにいってない人にも有利になる。
(早稲田大学 法学部 民法 学部4年生 /男性)
早く始まったほうが、よりたくさんの企業を受けることができるという意見。企業によって選考時期にもより幅が出てくるため、いわゆる「持ち駒がない」という状態も減りそうな気がします。受けられる企業数が多いと考えれば、気持ちもちょっと楽になりますよね。

暑いなかスーツを着なくて済む

8月の暑いなかスーツを着ることがなくなってありがたいから。
(慶應義塾大学 経済学部 学部3年生 /男性)
夏の暑い時期にスーツを着て就活を行うことは苦痛なので。
(東京大学 工学部 システム創成学科 学部4年生 /男性)
8月にスーツを着るのは単純に物理的にしんどい、という意見。就活が落ち着いてくる時期ならまだしも、正規解禁されて一番面接等がたくさん入ってくる時期にリクルートスーツをビシッと着て毎日さまざまな会社に出かけるのは、確かにしんどそうでした。

就活の長期化を防げる

就職活動が1年以上長期化することが少なくなる
(慶應義塾大学 経済学部 経済学科 学部4年生 /男性)

今年、8月から解禁だったが、先輩たちが結局春から秋までずっと就活しており勉強に集中できる状態ではなかったようなので、意味がなかったと思う。それなら前倒ししてすぐに就活を終わらせたほうが良いと思うから。
(大阪府立大学 現代システム科学域 マネジメント学類 学部3年生 /女性)
前倒ししたほうがむしろ長期化しないという意見。確かに、8月解禁の2016年卒就活も、実際には説明会等が3月頃から始まり、さらに面接本番は8月以降がメイン。8月に後ろ倒しした意味がないぐらい早くから遅くまでの長期戦となってしまっていた印象があります。


メリットがないと答えた方の回答理由

8月開始と変わらない

6月でも8月でもさほど変わらない。8月の時より、良くなるなら変える意味はあると思うが、実態はそうじゃない気がする。
(日本大学 法学部第一部 新聞学科 学部4年生 /女性)

少なくとも今年就活を迎える学生は突然の前倒しに予定が狂う上、そもそも8月とあまり変わらないように思えるから。
(慶應義塾大学 法学部 法律学科 学部3年生 /男性)
2ヶ月ほど前倒ししただけでは実態はあまり変わらないのではないかという意見。確かに事前説明会等は8月解禁の時と同じく春から始まるかもしれませんし、6月に解禁されたからといってすぐに内定が出る人ばかりではなく、秋までかかる人も相変わらず多いかもしれません。

大学の試験期間と被る

6月は普通に考えて大学の定期試験前だし、就活によって出席足りなくて留年なんて可能性も出てきてしまう。
(順天堂大学 スポーツ健康科学部 スポーツマネジメント学科 学部2年生 /女性)

学生の本業は学問であり、その完成度を測る手段としての期末試験と面接が重なってしまうと、学問への集中が散漫するばかりである。結局面接も学問も中途半端になり、学生の活力が分散する。
(慶應義塾大学 商学部 商学科 学部3年生 /男性)
6月解禁によって面接本番が大学の定期試験期間と重なりそうだという意見。就活生はただでさえ大学の授業を休まざるを得ないことが多いですが、さすがにテストを欠席してしまっては卒業単位に関わります。就活のために卒業できなくなるのでは洒落にならないので、心配ですよね。

教育実習や他の採用試験と被る

教育実習と被ります。はっきり言って迷惑です。学生として学んだ事を活かす機会なのにそこに就職活動が入るとどうしたらよいのかわからなくなります。
(学習院大学 文学部 哲学科 学部3年生 /女性)

公務員試験の時期と丸かぶりだから
(成城大学 法学部 法律学科 学部2年生 /女性)
さらに、教育実習や公務員試験等の採用試験と時期が被るという意見も。就活のために教員免許を諦めざるを得ないのはなかなか悲劇ですよね。また、公務員試験を受けるならば就活は大きく出遅れる、というのもなかなか辛いです。

勉学に集中できない

そもそも、学業優先と称して建前上8月から選考開始にしたはずなのに、なぜ授業期間真っ最中の6月開始にするのか理解できない。どうせ日本の大学生は勉強していないと思っているのかもしれないが、真面目に授業を受け、勉強している身にとっては甚だ不快だ。
(早稲田大学 国際教養学部 国際教養学科 学部4年生 /女性)
大学の講義がある6月に早めることは、就活のために講義を休むことを助長することになる。これでは何のために高い学費を払って大学に通っているのか分からないから。
(東京女子大学 現代教養学部 国際社会学科 学部3年生 /女性)
6月はがっつり大学の講義がある時期であり、その時期に就活解禁されてしまうときちんと勉強することができないという意見。確かにそもそも8月解禁に後ろ倒しされたのも、学業に集中してもらいたいからという理由でした。講義に物理的に出席できないというのはそれだけで、勉強したい人にとっては大きなマイナスです。

実際には6月より前に選考が始まる

ほとんどの企業が3月から会社説明会と同時に面接をスタートさせていて、実際に今年私の友人は8月選考という情報を鵜呑みにして苦労していたから。
(東海大学 工学部 電気電子工学科 学部4年生 /男性)

もともと就活解禁時期を守っていないフライング企業も多く存在しているため、一般企業志望の学生にとっては特にメリットはなく、ただただ就活準備期間が短くなったようにしか思えないから。
(慶應義塾大学 環境情報学部 環境情報学科 学部2年生 /女性)
実際には就活解禁時期より前から実質上の選考が始まっているため、6月に前倒ししたところで実情は8月解禁の今と変わらない、むしろ8月解禁のほうがゆっくり準備できるという意見。確かに、例えば春頃から説明会が始まると考えると、8月解禁のほうが準備期間は長く取れると言えます。

「どちらともいえない」と答えた方の回答理由

メリットとデメリットの両面がある

就活期間が延びれば早く内定をもらえて安心できるかもしれないが、内定が決まらない人たちの焦りが増す可能性もある。
(和洋女子大学 家政学群 服飾造形学類 学部3年生 /女性)

期間が長くなったことでより適性にマッチした結果につながりうる点は学生にメリットといえると思う。一方、就活に割く時間が増える分、学習や課外活動に使える時間が制限される点はデメリットといえる。どちらが大きいかは個人次第。
(早稲田大学 先進理工学部 電気・情報生命工学科 学部3年生 /男性)
メリットとデメリットの両面があるという意見。例えばメリットとしては早く内定をもらえることで安心できる、よりじっくり就活して自分に合った企業を見つけられるといったことが挙げられます。デメリットとしては、こんなに就活しているのにまだ内定がもらえないのかという焦りが生じることや、学業及びサークル活動等に割ける時間や余裕が少なくなることが挙げられます。

あまり変化がない

2か月前倒しになったところで、決まりを無視して選考を始める企業は始めると思うので、あまり変化を感じないと思う。
(学習院大学 経済学部 経済学科 学部4年生 /女性)
少し早くなったのはよいが結果あまり変わらない どうせまた変わると考えるので これから就活する1.2年にとって前例がないのが不安
(城西国際大学 メディア メディア情報 学部2年生 /女性)
いずれにせよあまり変化はないだろうという意見。今までの意見にもあったように、フライングして選考を始める企業は、何月解禁であろうが春頃には実質上の選考を始める可能性が高いです。ただし、6月解禁は前例のない開始時期なので、多少の混乱は招きそうですね。


まとめ

以上、大学生の皆さんの就活前倒しに関するリアルな声を紹介しました。就職活動の6月前倒しには、デメリットを感じている学生もいますが、メリットもたくさんありそうです。また、メリットを感じる学生・デメリットを感じる学生共通で、実態はそんなに大きくは変わらないのではないかという感覚を持っていることが意見から読み取れます。

2017年卒の皆さん、前例がない解禁時期ではありますが、あまり心配しすぎず、今まで通りの準備をしてみてはいかがでしょうか。解禁時期が変わろうとも、実質的な就活期間や選考のタイミングに、そこまで大きな変化はなさそうです。どっしり構えて、できることを今のうちから始めておくのがよさそうです。
 
  • 【就活の前倒しについてのアンケート】
  • 調査会社:株式会社 トモノカイ
  • 調査方法:WEBアンケ―ト
  • 調査対象:t-news会員
  • 有効回答数:453人
  • 調査日時:2015年11月9日(月)〜2015年11月22日(日)
中村香住

著者:中村香住

神奈川県出身。現在、慶應義塾大学社会学研究科社会学専攻修士2年在学中。2016年1月からt-news Webライターとして活動しています。大学院では、ジェンダー・セクシュアリティの社会学を専攻し、主に性の商品化について研究しています。t-news Webを通して、大学生の皆様が少しでも生きやすくなるお手伝いができたらと思っています。
現在の趣味はメイドカフェ通いとテーマパーク通いです。東京ディズニーランド/シーとサンリオピューロランドの年間パスポートを持っています。最近は全然行ってませんが、アイドルヲタクでもありました。