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  • 2017/03/01

【第二外国語】中国語で良かった!イマイチだった……。3つの理由

 最早、単なる「お隣の国」では無い

你好!中国は、かつては発展途上国といわれてきましたが、今や立派な経済大国。2010年、GDP(国内総生産)において、日本が中国に抜かれたのも記憶に新しいですよね。中国語話者は13億人以上と推定され、ぶっちぎりの世界トップです(Wikipedia参照)。国際連合の公用語の一つにもなっています(他に、アラビア語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語)。そのような理由から、中国語を履修する人も多いようですが、実際に履修した学生は、中国語に対しどのような考えを抱いているのでしょうか。

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 良かった!

1. 実は、結構使う機会が多い

中国人の留学生が多く、知っている単語を並べるだけでも非常に喜んでくれることです。中国語は、英語に次いで身近に使える言語なのでよく目にしたり、聞いたりする機会もありますので自然と学んでて楽しいと思えます。
(慶應義塾大学 商学部 2年生 / 男性)

中国は言うまでもなく、文化的・地理的に非常に日本と親しく、国民同士が触れ合う機会も多いです。第二外国語というと、ともすれば、数年勉強しただけでは身につかないと消極的になりがちですが、中国語は、日本に住んでいるだけでも随分と耳にしたり、使えたりする機会があるようですね。

2. 比較的取り組みやすい

簡体字を使うとは言え、日本の漢字を知っていれば比較的学習しやすいです。動詞の活用や格変化、時制の概念がないため、他の言語と比べて文法も分かりやすいと思います。ヨーロッパの言語と違い、英語との関連性もないので、全員同じスタートラインから始められます。
(東京大学 教養学部文科一類 2年生 / 女性)

中国語は、比較的簡単とされる印象がありますが、上のような意見を見てみると、「簡単」とは、怠惰でも楽によい成績をとれる、ということではありません。むしろ、漢字を用いる点で親しみやすさがあり、また、文法は英語と似ているため、覚えがスムーズだ、ということが本質のようです。

3. 国際的な場で役に立つ

日中関係に関する問題に関心が向くようになったり、そういった話題に詳しくなりました。日中間の問題はこれから先日本にとって大きな問題になるのは確実なので、仕事をしていく上や、新聞やニュースを見るときにも役に立つと思っています。
(慶應義塾大学 経済学部 1年生 / 女性)
中国人の先生と出会ったことで中国人に対するステレオタイプが修正できたことは大きな収穫だったと思います。あと、中国の新聞を少しは読めるようになりました。
(早稲田大学 政治経済学部 2年生 / 男性)

言語とは、単なるコミュニケーションの手段ではなく、話者の文化や社会、ものの考え方を色濃く反映するものです。よって言語を学ぶことは、その国について学ぶ意味合いをも含んでいるといえるでしょう。中国は、日本とますます関係が深くなると同時に、世界的な大国になりつつあります。そんな国の言葉を学ぶことは、国際的な社会を考えても有益に違いありません。

イマイチだった……

 1. とにかく、発音が……!!

発音が大変なことです。最初の1カ月はひたすら発音の練習を繰り返し、正確に聞き取ったり、発音したりするのに非常に苦戦しました。英語や日本語にはない発音がたくさんあったため慣れるまでに時間がかかりましたが、繰り返し発音することである程度できるようにしました。
(東京大学 教養学部文科三類 1年生 / 男性)

予想通り、発音に関するこのような声が多数を占めていました。ピンインと呼ばれる発音の表示方法を覚えたり、同じ漢字でも声の高いか低いかや、息を出すか否かによって全く意味が異なったり……。日本語や英語には、そこまで音声にたよった表現方法はあまりないですよね。そこがまたおもしろいのかもしれませんが。

2. 漢字が紛らわしい

強いて言うならば、日本語と似ている分、似て非なる漢字を覚えるのに苦労しました(例えばここまでの漢字でも、「強」「言」「語」「漢」「覚」は日本語と違います)。
(慶應義塾大学 経済学部 4年生 / 男性)

漢字があって親しみやすいことの裏返しとして、漢字があるばかりに紛らわしい、という意見が多数ありました。これは、高校の時に漢文を勉強したことがある人なら、感じたことはあるのではないでしょうか。

3. 「楽」といわれるがゆえに……

比較的楽な科目だということが災いしたのか授業態度の悪い人が多く、全体的にうるさい授業でした。そのせいで集中できないこともたびたびありました。
(東京理科大学 薬学部 3年生 / 女性)
自分が思っていたよりもあまり苦労せずに良い評価をいただくことができたため、もう少し難しい言語にチャレンジしても良かったと思います。簡単ということは独学で習得できたかもしれないと思うと、同じように授業に出て学んで単位を取得するのであれば、もう少し難易度の高いものを選んでもよかったかもしれません。
(早稲田大学 基幹理工学部 3年生 / 女性)

中国語でよい成績をとるのは楽だといわれる中、それが災いして、あまり頑張ろうとしない学生がでてきしてしまうのも事実なようです。ですが、これは中国語に限りません。どんな授業であろうと、サボる学生は残念ながらでてきてしまいます……。

「日中」という言葉

以上に見てきた、中国語の授業の良いところ、あまり良くないところのかなりの部分は、日本と中国が地理的・文化的に近いということに由来しているのではないかと思います。「日中関係」という単語が一般化していることからも明らかなように、その関係はますます重視されるようになっています(ちなみに、Googleで「日米関係」と調べると、2,350,000件ヒット、「日中関係」は、9,420,000件ヒット)。日本人が中国語を学ぶことは、相手を理解すること、その交流の懸け橋になることにつながるかもしれません。興味のある人は、ぜひ調べてみてはいかがでしょうか。再見!

 

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  • 記事執筆:小松崎
    t-newsの学生スタッフとして、記事作成を担当しています。
  • 某大学の法学部生です。
  • 最近は、様々な分野の本を乱読しています。