はじめに
t-newsでは、大学生にとって役立つような様々なアルバイトを紹介してきました。中でも、今回は「試験監督」のアルバイトを紹介します。ただ立っているだけ、問題配って回収するだけそんなイメージのあるこの仕事ですが、実は意外にやることが多かった!?そんなオシゴトの裏側や本音を、実際の経験談を基に紹介していきますので是非ご覧ください。
試験監督のアルバイトって、実はこんなお仕事!
Q.試験監督のアルバイトの具体的な仕事内容を教えてください。また、実際の業務を行なった時の印象的なエピソードがあれば教えてください。
私はある検定の試験監督のアルバイトを何度か経験しました。主な仕事内容は試験の進行や不正行為がないかのチェックでした。ひとつの教室を一人で担当し、30人ほどの受験生の前に立って試験の説明などをしたことが印象に残っています。
試験監督のアルバイトの”あの”経験が学びに・・・!?
Q.アルバイトで身についた、もしくは視野が広がったりこれは勉強になったと感じた経験を教えてください。
この仕事を経験し人の前で話す能力が身につきました。具体的には相手にきちんと伝わる話し方やアイコンタクトのスキルです。何度か試験監督をして、ただマニュアルの台詞を読むだけでは試験は上手く進まないということに気づきました。特に受験生が小さな子供の場合は、全員が自分の話を聞いているか、理解しているかよく見る必要があります。ことのとに気づいてからは、手元のマニュアルを見て下を向きながらではなく教室全体を見渡して話したり、台詞を子供にも分かり易い言葉に変えたり工夫しています。
そんな学びが今では、こんな所でも活きています!
Q.上記のようにアルバイトで身についた・学んだ経験は、その後のご自身の活動(ゼミ、サークル、別のアルバイト、就職活動など)でどのように活きていますか?
大勢の前に立ち試験の進行をしたことは、大学のゼミ発表の際に役立ちました。初めての発表の時は人の前に立つだけで緊張して声が震え、原稿を読むので精一杯という状態でした。振り返ると、聞き手をチラッと見ることもせず、終始下を向いていたあの発表は酷いものだったなと思います。しかし試験監督をするようになってからは、人前に立って話すこと自体にも慣れ、さらに聞き手に気を配りながら話し方を工夫する余裕もうまれました。例えば用意してきた原稿通りに話して何人かが首を傾げたら、今の言葉は分かりずらかったのかなと判断して簡単な言葉に言い直したりできるようになりました。
こんな人におススメです!!
1. 人前で話す力を身につけたい人や、将来教師になりたい人
試験監督も教師もひとりで30人ほどを相手に話す点で似ているからです。
終わりに
いかがでしたでしょうか?こうして振り返ってみると、みなさんの周りにもアルバイトの中では当たり前の経験やエピソードが、実は今の生活や活動の中で大きく活きているなんていうことがあるかもしれませんね。みなさんもぜひ一度、試験監督のアルバイトを行なってみてはいかがでしょうか!?素敵な学びや経験に繋がるかもしれませんよ。