渋谷で短期の採点バイトやってみた
大学生に人気のある採点添削バイト。
今回は筆者が約1年間続けていた採点バイトの経験談をダイジェスト形式で語らせていただきます。
採点バイトの応募理由は何といっても時給。
採点バイトの平均時給は1500円とも言われています。
ネットで応募後は、会社から連絡が来て筆記試験を受け、国語の採点者として採用されました。
採点バイトの流れを一通り知りたかった人
肉体労働したくない人
高時給バイトがいい人
必見です!
高時給とはいえ、勤務中は辛いことも・・・
- 私が経験した採点バイトあれこれ
- ■時給:1500円
- ■模試の種類:記述式
- ■業務時間:9:00~21:00(自由にシフト制)
- ■働き方:模試の時期のみの業務のため、年に4回程度採点者として依頼が来る。採点期間は1回につき約1週間設けられています(合計15時間以上の業務)。依頼されてから仕事の可否を選べるので、大学生活に合わせた業務が可能でした。
- ■持ち物:印鑑(採点後、受験生のテスト用紙に押印する)※赤ペンは支給
- ■準備:事前に採点基準や業務の説明資料に目を通しておく必要がありました。
某日AM9:00 現地集合
採点は会社の一室を貸し切って行われます。
一緒に働く人は全員大学生で(20人くらい)、加えて採点の管理・管轄を行う社員の方が2名ほどいました。
国語の採点は現代文・古文・漢文と分かれており、私は古文を担当しました。
目の前には採点前の答案が積み重なっていますが、「よし頑張るか!」という気持ちで臨みました。
AM10:00 採点に慣れはじめる
採点開始から1時間程度たつと、採点基準を覚えてきて採点スピードがアップしてきます。
よく「記述式の模試採点って大変そう・・」などといった声を聞きますが、採点基準が記述の要素ごとに明確に決められており、実際勤務してみるとそこまで大変ということはありませんでした。
AM11:30 採点に飽きる
「長時間、同じ作業を繰り返す」これが採点バイトの辛いところです。
ちょうどお昼が近くなりお腹もすいてくる時間で、答案を採点するスピードが落ち始めます。
私の勤務した採点バイトでは採点管理者の方に申告するとお昼休みをとることができた(勤務時間としてはもちろんカウントされません)ので、ここで1時間休憩しました。
PM12:30 採点再び。睡魔と闘う
お昼休みをとり、採点業務に戻ります。
「同じ作業の繰り返しのため、お昼ご飯を食べた後は眠くなる」これも採点バイトの辛いところです。
睡魔との戦いは気合で勝つしかありません。
採点に集中し、責任をもってしっかり働きました。
PM14:30 採点が楽しいと錯覚し始める
同じ問題を何百枚も採点していると、多くの受験生が正解する問題と間違える問題というものがわかってきます。
採点を進める中で、なかなか正解者のいない問題をビシッと正解させている答案などを見つけると、「こいつ、できるな!」と思い嬉しくなります。
また多くの受験生が正解する問題を間違えている答案を見つけると「あぁこれは厳しいな」など勝手に答案に思いを巡らせていました。
PM16:30 逆算を始める
この日の私のシフトは9時から18時まででしたので、勤務はあと1時間半となりました。
私はすでに「今回はだいたい30分で25人分採点できるな」という感覚を身につけていました。
「あと75人分採点すれば、今日は終わりだ!!」
と思いながら、ひたすら採点をしていました。
PM18:00 勤務終了
ようやく勤務終了です。
ずっと座っていたため体の節々が痛かったのですが、「頑張ったなぁ」という達成感もありました。
この日は1500円×8時間(昼休みを除く)働き、12,000円を稼ぐことができました。
採点バイトまとめ
大学生に人気の採点バイト。
同じことを繰り返す作業感の強いアルバイトでしたが、私は「高時給」で「肉体労働でも接客業でもない」という点で、お金を稼ぐのにはすごく良いアルバイトだなと思います。
私自身は受験をして大学に入学しましたが、採点バイトを通じて「自分もこうやって模試を受けていたなぁ」「受験生には頑張ってほしいな」懐かしかったです。
そして、むかし自分が受けていた模試の裏側を少し知ることができて面白かったです。
興味を持った方、ぜひ一度採点バイトを経験してみてください!!
title photo by flicker(Thomas Galvez/examination)