理系は忙しい!!
「実験が19時まであった…」
「あ、俺は昨日21時だった!」
理系の大学に在学している皆さんなら、一度は感じたことのある会話かもしれません。このように、理系の大学生は基本的に忙しいことが多いですよね。特に、高学年になればなるほど、実験や研究室で忙しくなるなんて話もよく耳にします。
しかし、忙しいにも関わらずお金が必要なのが大学生ですよね。僕も理系ですが、選んだアルバイトのおかげで、何とかバイトを続けることができました。そのバイトとは、「個別塾講師」です!
一体どんな仕事なのか?なにがメリットなのか?理系生に向けて、僕の経験を詳しくご紹介します!
個別塾講師で良かった!4つの理由
1. 授業と調整できた!
「実験が1週間に3日もあるし、残りの日はレポートをやらないと…。でも少しはアルバイトもしたい…」
僕のそんなニーズに応えてくれたのは、個別塾講師でした。
そもそも塾講師には、「集団指導型」と「個別指導型」があります。「集団指導型」は一度の授業で多いところでは10人以上の生徒の前に立ち授業をするシステムであり、「個別指導型」は一度の授業で1~2人の生徒に対して指導を行う形式になります。
集団指導塾だと、一度に大人数を相手にするため、塾が指定する時間割と自分の予定が合わないこともあります。その点、個別指導塾の場合、自分の予定に合った生徒を担当することができ、生徒の数が多い分だけ予定も合わせやすくなります。
また、生徒を相手に指導をするので夜遅くまでの勤務ができず、翌日の一限の授業にも影響が少ないです。自分もこのおかげで学業とアルバイトをしっかり両立することができたため、単位は全く落としていません!笑
さらに、出費の多い長期休みの期間には生徒たちにも講習があり、たくさん指導に入ることができます。余裕のある休暇中に、ある程度まとまった稼ぎをすることも可能なのです。自分の場合、夏休みにはしっかり旅行に行きつつも月に10万円以上、稼ぐことができましたし、友達も平均するともっと稼いでいる印象があります。
2. 昇給制度を活用できた!
理系生の学生生活は文系学生より長いことが多いのではないでしょうか?医学部・歯学部・薬学部・獣医学部はもともと6年制の学部ですし、理工学部などは学部卒業後、大学院に進学する人が多いと聞きます。その意味で学生生活が6年間といっても過言ではありません。
塾講師のアルバイトの魅力的な点の一つに、「昇給」制度が充実しているところが多い、という点があります。
多くの塾で昇給制度があり、二年近く個別指導塾講師を続けている自分の経験と塾講師をやっている友達から聞いた話によると、三か月から半年に一度、給料の見直しとして昇給が行われることが多いようです。
文系で4年制の大学に通う場合には、就職活動などが影響しアルバイトできる期間が短いことなどから、この制度を十分に活用できていない場合が多いです。一方、学生生活が長い理系生は、この制度をとても有意義に活用できます。アルバイトを継続した経験は、昇給だけでなく、「継続力」を磨くきっかけにもつながるはずです。
自分も昇給が昨年末にあり、その結果、今春は去年の昇給がなかった時給と比べると1ヶ月あたり10000円近く多く稼ぐことができていることになって、昇給制度の有り難みを肌を持って実感しています!笑
3. 理系のコミュニティが増やせた!
数々の先輩が経験のあることだと思いますが、大学生活を送っていて他大生と接する機会の一つにアルバイトがあると思います。いろんな大学から自宅からの交通のアクセスなどで勤務先を決めるため、意外とさまざまな大学から学生がやってきます。
先日自分が経験してとても驚いたのは、アルバイト先で他大の工学部生と実験の話に花が咲いたことです。他大の違う学部でも自分達と似たような実験をしているということに驚きましたし、そもそも学校以外の友達と大学の授業のことを話すなんて想像もしていませんでした。
大学の塾講師のアルバイトをしている友人に聞いてみたところ、その友人たちも似たような経験をしたことがあるようで、理系の塾講師の多さも少しは窺えたように思えます。
また他のアルバイトでもそうだと思いますが、他大の友達は日常ではアルバイト以外であまり関わる機会がない分、少し離れた第三者として様々な話もできて良いコミュニティの一つになっている先輩も多いと思います。
アルバイトの醍醐味の一つにコミュニティを増やす、ということは大いにあると思います。
4. 人に合わせた話し方ができるように!
これは自分が個別指導型の塾でアルバイトをして良かった、と強く思える要因の1つです。
生徒には理解するチカラや速さに必ずと言ってよいほど個人差があります。その点において、個別指導型の塾ではそれぞれの生徒としっかり会話をして良好な関係が築く必要があるため、相手のことをより理解し、話すスピードや言葉遣いを相手によって変化させ、それぞれの生徒にあった授業を考えることができます。
自分は薬学部で、将来薬剤師になることも考えられ、この「個人差を考える」という経験は患者様一人一人に対して話し方を変えてより鮮明な説明ができるようになるために必要な経験だと感じています。
また、日常生活においても「この人は話すのが早いから自分も同じように返事をすれば会話が弾むかも!」「穏やかな雰囲気の人だしゆっくり話そうかな。」といったように、それぞれの人に合わせた対応を意識するようになりました。今更ながらこれも「個別指導型」の塾のアルバイトのおかげかもしれません。
他にもこんなバイトもあります
個別指導型の塾講師を勧めるのは、あくまで個人的な経験があるからです。より参考にしていただけるよう、周りで忙しい理系の大学生活とアルバイトを両立している友人から、どんなアルバイトがおすすめか聞いてみました。
試験監督
日曜日は塾がお休みのところが多いと思います。そんな日曜日という休暇にもアルバイトをしてを有意義に使いたい!そう思っている方には「試験監督」のアルバイトがおすすめです。試験の種類にもよりますが、たいていの場合、午前中だけの勤務で約7000円程度のを得ることができ、また空いた午後の時間はレポートに費やすもよし、プライベートの時間にするのもよし、といったようにかなり休日の時間を有効活用できると思います。
イベントスタッフ
定番中の定番である単発の日雇いバイトを休日にやっている先輩はたくさんいます。「緊急にお金が必要な際には特に便利」ということを理由にあげる人は理系に限らず多いと思います。前述の試験監督の時も書きましたが日曜に塾講師ができない分、単発バイトをする、という人は多いと思います。
イベントスタッフと聞くと「リケジョ」の皆さんにとっては少し抵抗があるかもしれません。単発バイトと聞くと男性がやっているイメージが強いのはわかる気がします。しかし、最近ではコンサートスタッフや販売のお仕事など、女性の方でも働きやすい単発バイトが増えてきています。ぜひ探してみてくださいね。
まとめ
「理系は忙しい」という観点から1年半以上、個別指導塾でアルバイトを続けている自分の経験をもとに述べさせてもらいました。
今春、薬学部3年生になる自分も実験や授業が本格的に忙しくなってきそうです。ただ、その中で「忙しい」を言い訳にしているとアルバイトは決してできないと思います。
社会人になるための予備期間でもある大学生で忙しいながら、上手くスケジューリングができたなら、その経験はきっと将来、社会人になったあとにも生きるはずです。
ただし、理系生が忙しいのはカリキュラム上、仕方のないことだと言えます。ですのであなた自身、先輩や友人など様々なツテを使って自分の生活にあったアルバイトを探せることを心から祈っていると同時に、この記事が少しでもあなたのアルバイト探しを手伝えたら光栄です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
塾講師バイトを探すなら、t-newsで塾講師ステーションの案件を探そう!
塾講師の未経験者にオススメの教室!
■個別進学指導塾「TOMAS」
・エリア:関東
・時給:1,600円〜(個別指導)
・シフト:週1日から可能
・特徴:授業以外の事務業務や研修会出席の手当は別途支給!昇給制度もあり!
■早稲田アカデミー
・エリア:関東
・時給:2,350円~
・シフト:週1日1コマから可能(勤務曜日や時間等は相談制)
・特徴:カリキュラムや教材が充実&丁寧な研修で未経験も安心!
■やる気スイッチのスクールIE
・エリア:全国で展開中
・時給:1,165円~
・シフト:週1日1コマから可能(勤務曜日や時間等は相談制)
・特徴:コーチング研修等、研修制度が充実!就活応援セミナーもあり!
■明光義塾
・エリア:全国で展開中
・時給:1,165円〜(個別指導)(東京・神奈川での時給)
・シフト:週1日1コマから可能(勤務曜日や時間等は相談制)
・特徴:大学の授業もサークルも、バイトと両立できる♪

都立高校を卒業後、一浪の果てに都内私立薬学部に在籍しています。2015年3月からt-newsWebライターとして活動させてもらっています。
本名は久米で1文字で表すと粂です。カンボジアにクメール人(Khmer people)という民族がいるのをご存知ですか?僕は最近知りました。大学では筋トレと授業と実験とバスケに励んでいます。「熱い」ライターになりたいです!よろしくお願いします!!