はじめに
大学生の主なアルバイトのスタイルとして、定期的にシフトに入ってアルバイトを行う長期アルバイトと、1日や1週間などのある短い一定期間だけアルバイトを行う短期アルバイトがあります。この2つのスタイルにはそれぞれデメリット・メリットがあります。また、大学生は学業やサークルなどもあるためうまくアルバイトと付き合わなければいけません。
では、実際の現役大学生はどのようなスタイルでアルバイトをしているのでしょうか。先日t-newsが会員に対して行ったアンケート結果を基に紹介します。あなたの働き方の参考にしてみて下さい。
現役大学生の働き方
t-news会員に対して、アルバイトの働き方を尋ねたところ上記のグラフのような結果になりました。「長期アルバイトがメイン・短期アルバイトがサブ」が最も多く、続いて「長期アルバイトのみ」という結果になりました。多くの大学生が短期アルバイトよりも長期アルバイトをメインで行っているという事がわかりました。では、それぞれの働き方の良い面はどのような点にあるのでしょうか。t-newsに寄せられた声を紹介します。
それぞれの働き方のおすすめ理由
長期アルバイトのみ
バイト先である程度のスキルを身につけたりバイト仲間と仲良くなるには長期バイトの方が良いです。
(慶應義塾大学 理工学部 システムデザイン工学科 学部3年生 /女性)
組んだシフトに則って働くと、その月に入る収入が事前にある程度自分で計算できるからです。また、お得意様への接客など、勤務期間や経験がものを言うアルバイトを経験したかったからです。
(立命館大学 産業社会学部 現代社会学科 学部4年生 /女性)
定期的な収入が欲しいからです。土日は予定が空かないことが多いので短期アルバイトをすることは難しいです。
(東京大学 教養学部 文科三類 学部2年生 /女性)
長期アルバイトは長い期間働くということもあり、アルバイトを通して様々なスキルを身につけることが出来るという利点があるようです。お金を稼ぐだけでなく、自分の成長を感じることも出来れば、アルバイトが有意義になるのではないでしょうか。
さらに、シフトがある程度決まっているため、毎月安定した収入を得ることが出来るという利点もあるようです。何かと出費がかさむ大学生にとっては、定期的に安定した収入を得られる事はとても魅力的なのではないでしょうか。
<エリア別>長期バイトを探してみる!
【関東】|【東海】|【関西】
【北海道・東北】|【甲信越・北陸】
【中国・四国】|【九州・沖縄】
長期アルバイトがメイン・短期アルバイトがサブ
夢や目標に近づくために絶対に続けたいアルバイトと、旅行など一時的な出費に向けたアルバイトとを分けているからです。長期休みの前半に短期バイトと両立することが多いです。
(学芸大学 教育学部 学部1年生 /女性)
長期アルバイトに慣れてきた頃から、遠征費などお金がかかるサークルに所属していたこともあり、短期アルバイトも並行しようと考えました。長期アルバイトやサークルが忙しくない時期に短期アルバイトを追加することで、効率のよいお金稼ぎができると思ったからです。
(早稲田大学 文化構想学部 文化構想学科 学部4年生 /女性)
課題の量が多く、土日を潰して課題に取り組まなければならない週もあり、休む事の出来ない長期バイトはあまり沢山入ることが出来ません。なので、週末で時間のあるときやお金が必要になったときは短期バイトをして補充します。
(東京大学 教養学部 文科一類 学部2年生 /男性)
最も主流なスタイルが「長期アルバイトがメイン・短期アルバイトがサブ」であるようです。安定した収入や、自分のスキルアップの為に長期アルバイトをしつつ、普段よりお金が必要な時や時間のある長期休みなどには短期アルバイトをしているという声が多く寄せられました。
また、忙しくて長期アルバイトのシフトにあまり入れないという場合、短期アルバイトで足りない分を補充しているようです。
長期アルバイトがサブ・短期アルバイトがメイン
塾講師や家庭教師など長期バイトはシフトがたくさん入れずあまりまとまって稼げないから。
(東京大学 教養学部 文科二類 学部2年生 /女性)
短期アルバイトがメインです。いろいろなアルバイトに挑戦したいという思いが強いため、短い契約期間の方が色々なアルバイトに挑戦できる機会が増えるからです。
(東京理科大学 理学部第二部 化学科 学部2年生 /女性)
塾講師や家庭教師などは時給が高くても、あまりシフトに入れないため、まとまったお金を稼ぐことが出来ないという点があります。そのため、週1回程度の長期アルバイトを入れつつも、短期アルバイトをメインで働いてまとまったお金を稼いでいるようです。また、常に同じ仕事をする長期アルバイトに対して、短期アルバイトは様々な業種・職種の仕事に挑戦出来るという利点もあるようです。
短期アルバイトのみ
短期アルバイトは自分のスケジュールに合わせやすいです。長期だとシフトが固定され急な予定が入る場合困ります。 一方、短期は以上のようなことはありません。また、いろんな人たちと交流する機会が増えます。
(慶應義塾大学 経済学部 学部3年生 /男性)
普段は学業や課題、サークル活動があり、シフト制のバイトであったとしてもあまりシフトに入れず結局稼げる金額が少ないと思います。大学は長期休暇がまとまってあるので、その期間に2か月間程度連続で短期アルバイトを入れた方が効率よく稼げる思います。(慶應義塾大学 理工学部 システムデザイン工学科 学部3年生 /女性)
給料の振込みが即日であることや、単発だとバイトを好きな時間に入れやすいからです。
(横浜国立大学 経済学部 経済システム学科 学部2年生 /男性)
短期アルバイトの場合、アルバイトの予定を気にしないで予定を立てることが出来るため、学業やサークルで忙しい大学生は短期アルバイトを行っているようです。また、短期アルバイトの中にはその場で給料を貰えるものもあるため、すぐにお金が必要な時などは短期アルバイトがとても有効だというような声も挙げられました。
<エリア別>短期バイトを探してみる!
【関東】|【東海】|【関西】
【北海道・東北】|【甲信越・北陸】
【中国・四国】|【九州・沖縄】
まとめ
アルバイトといっても、様々な働き方があります。それぞれの大学生の生活スタイルや、アルバイトに求めるものによって働き方は大きく異なるようです。自分の今の状況やアルバイトでやりたい事を改めて考えてみて、自分にあったアルバイトの働き方を見つけてみてはいかがでしょうか。
<エリア別>長期バイトを探してみる!
【関東】|【東海】|【関西】
【北海道・東北】|【甲信越・北陸】
【中国・四国】|【九州・沖縄】
<エリア別>短期バイトを探してみる!
【関東】|【東海】|【関西】
【北海道・東北】|【甲信越・北陸】
【中国・四国】|【九州・沖縄】
「レアなアルバイトに関するアンケート」 結果記事一覧
現役大学生が経験したちょっと変わったレアバイト10選!
<関連記事>
【チラシ配り・サンプリングバイト】同年代が多く、華やか!楽しい!短期バイト紹介
【調査概要】
調査会社:株式会社 トモノカイ
調査方法:WEBアンケ―ト
調査対象:t-news会員
有効回答数:285人
調査日時:2015/04/27~2015/05/10
- 記事執筆:shun
東京の私立大学法学部に男子大学生です。いろんなことに挑戦して成長して行きたいです。
title photo by PAKUTASO