• バイトあれこれ
  • 2015/09/03

アルバイトをやめるのをやめてみませんか?バイトを続ける4つのコツ

はじめに

皆さんはアルバイトをするならたくさんの種類をこなすか、それとも一つのアルバイトを継続するか、どちらが良いと思いますか?!

確かに多種多様なアルバイトをした方が将来に使える技術は増え、自分の経験値につながるかもしれません。しかし、もしみなさんが就職活動を頑張ってなりたい職に就くことができ、社会人として働き始め、嫌なことがあったりしてやめたくなってもアルバイトのように簡単に辞めるという選択はしづらいでしょう。

そのためにも、何かあった時に乗り越える力を身につけるのはとても大切なのです。

アルバイトを継続させる秘訣は?

ここで今回はアルバイト経験者に対し、「アルバイトをやめたくなった時にどのようにして克服していたのか」というアンケートを実施しました。その結果をもとに、アルバイトを継続させる4つの秘訣を紹介していきたいと思います!

1. 報酬を考えて働く

特に単純作業系のアルバイトに多いように思いますが、ただの単純作業にやりがいや面白さを見出すのは少し難しいような気がします。そんなアルバイトをしっかり継続できた先輩は、次のように語ってくれました。

短期の荷物仕訳のお仕事でトラックの荷下ろしの仕事をしました。重い荷物が多く、辛い肉体労働で辞めたくなったのですが、荷物1つが20円というように単価を考えながら働くことで乗り切ることができました。(荷物仕分け)

このように、単純作業の中にも報酬を意識することによって、その労働の辛さやつまらなさを克服している人もいるようです。たしかに労働後の報酬のことを考えれば疲れも吹き飛ぶのは納得できますし、働く楽しみにもなりますよね。またこの克服方法は、単純な事務作業をやる時にも参考になるかもしれません! 

単純作業のアルバイトは、大きなものや重いものを運ぶ引っ越しやオフィス移転業務を除けば、身体的には楽なことが多いのでおすすめのアルバイトでもあります!

2. 周囲との関係性

アルバイトを長く続けることができる要因として、多くの先輩方が挙げてくれたのが「良い仲間の存在」でした。アルバイトをしているとくじけそうになることや辛いこともあると思いますが、そんな時にこんな体験をして乗り越えた方もいたそうです。

スーパーマーケットのレジ業務のアルバイトをしていた時のことです。割引忘れや商品の渡し忘れなどのミスをしてしまって落ち込んでいる時に、一緒に働いている先輩がLINEで励ましてくれることで、とても元気づけられて、今でもそのアルバイトを続けられています!(接客業)

アルバイトをはじめて間もない頃には、特に失敗がたくさんあると思います。でもそんな時にこんな優しい先輩がいたなら、頑張ろうと立ち直れそうですよね!また、こういう経験をした人が先輩になった時に、後輩にも同じように接することでいい職場環境が生まれるでしょう。

アルバイト先の人は大学が違うことが多く、普段の生活とは全く異なるコミュニティとなりえます。そんなコミュニティで上手くやるためには同僚と仲良くなることは絶対に必要と言えます。仲良くなるためには様々なコミュニケーション手段がありますが、今回は大学生ならではの「アルコール」がこのような手段になった私の経験談を紹介したいと思います!

コールセンターのアルバイトで、実は周りの同僚とのコミュニケーションがとても大切なアルバイトだと気づき、まず同期との飲み会を企画してみました。スケジューリングをするのがとても大変でしたが、2時間の飲み会でいつも以上にコミュニケーションを取ることができ、その後の業務がとてもスムーズになっています!(筆者談)

このようにいわゆる「ノミニケーション」と呼ばれるコミュニケーションは時には必要かもしれません!お酒は二十歳になってからですけどね(笑)

3. 仕事へのやりがい

さて、こちらの克服術は特に塾講師や居酒屋バイトで多かった意見です。まず最初に塾講師での体験談を紹介致します。

指導の時間以外の作業が多くなってきて、このアルバイトをやめようかと考え始めました。しかし、担当している子の成績が上がって、「ありがとうございます!」と言われた時はとても嬉しく、そのまま続けようと感じられました!(個別指導)

確かに現状、塾講師のアルバイトでは「指導報告書」などの業務外の労働による負担は多いです。しかし、そのような厳しい業務を乗り越えて頑張った結果が出た時に得られる喜びというものはとても大きいようですね!

また、飲食店でのアルバイトでもこのような体験談がありました。

飲食店の割に時給の高いことからやってみたアルバイトが豊丸水産でした。制服も可愛かったのも選んだ要因です。しかし、いざ業務になると重いものや臭いの強いものを運ぶことが多く、きつかったです。しかし、お客様からの「ありがとう」という言葉を聞くと、いくらでも物を運べるくらい元気が出ます!(飲食店)

人間というもの、「感謝」されると嬉しいですよね!生徒からの感謝」される塾講師や、「お客様からの感謝」される飲食店バイトはやりがいがありそうです。

やはり、お金のためだと割り切ってアルバイトをしているだけでは長続きしないのが現状なのでしょう。このような「やりがい」を見つけることはアルバイトを継続することのキーになってくるのではないでしょうか!

4. 粘り強さ

私が中高の厳しい部活動を乗り越えてきて、とても大切だと感じたのが”粘り強さ”です!こんな体験談を紹介したいと思います。

自分でも接客に不向きな性格だとわかりながら、金欠だったため仕方がなく始めたのですが、やっている内にお客様への対応や自分の言葉遣いなどが思っていた以上に不出来だったことが分かりやめようと思いました。しかし、これも勉強だと思い、頑張って続けることで、現在は少しずつ自分に自信を持てるようになっています!(飲食店)

長時間勤務に入ることができる飲食のアルバイトは、お金を稼げるという面でとても人気のアルバイトです。

一方、飲食のアルバイトでも接客業という面では苦労している人も少なくはないようです。確かにマニュアルはあるかもしれませんが、全てがマニュアル通り、というわけではありません。接客では臨機応変な対応が求められますし、その過程でしっかりとお客様に気を遣った言葉遣いもしなければなりません。もし、そのような経験が今までほとんどなくお客様に怒られてしまったりすれば、やめたくなることさえあるかもしれません。

でもそこで大切なのが「粘り強さ」だと感じました。もし、お客様に怒られたり自分が不向きだから、といったような理由でそのアルバイトをやめてしまったらそこで成長は得られません。このアンケートの回答者のように、自分にできないことがあったからこそ、そこで頑張って継続することによって成長は得られると思います。

アルバイトから成長を得ることができる最短ルートは「粘り強さ」にかかっているのかもしれません!

まとめ

以上、アルバイトを継続するために、もしやめたくなったらどうやって対処し、継続するには何が必要か紹介していきました。

冒頭でも紹介しましたが、アルバイトを継続することはとても意義があることだと思います。ただ実際のところ、アルバイトをやめた経験がある人はかなりたくさんいると思います。その理由として、「面倒になった」「同僚や上司と上手くいかなかった」などの理由や「学業などとの両立で継続が困難だった」などの理由もあります。確かにそのような理由でやめてしまうことが必要なときもあるでしょう。

しかし、もしそこでやめるのを思いとどまれば、大きな成長を得ることができるかもしれません。今、読者である皆さんがアルバイトをやめようと考えていたり、アルバイトで上手くいってないことがあったらこの記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。

皆さんが少しでもアルバイトを長く続けて将来に向けて何か良いものを手に入れられたら幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました!

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Kumail

著者:Kumail

都立高校を卒業後、一浪の果てに都内私立薬学部に在籍しています。2015年3月からt-newsWebライターとして活動させてもらっています。
本名は久米で1文字で表すと粂です。カンボジアにクメール人(Khmer people)という民族がいるのをご存知ですか?僕は最近知りました。大学では筋トレと授業と実験とバスケに励んでいます。「熱い」ライターになりたいです!よろしくお願いします!!