• 大学生活
  • 2013/12/02

【東大進振り】自然を科学する――農学部紹介!

はじめに

毎年波瀾万丈の展開をみせ、「情報戦」とも揶揄される東京大学進学振り分け。読者の皆さんの中にも、思うように情報を得られず苦戦した人もいるのではないでしょうか。
今回は、この「進学振り分け」をくぐり抜けた東大3・4年生以上の皆さんから多数アンケートを頂きました。進学した理由は何か、進学後何をしているのか、など、普段では得られないような生の声を多数特集します。これから進振りを向かえる東大前期課程の皆さん、既に進学した皆さんの他、「実際あの学部ってどうなの?」って思っている他大学の皆さん、是非今回の記事を見ていって下さい。

今回は、林に牧場、水産研究所など多数の施設をもつ、農学部の紹介です。

農学部

  • 生物の一員である私たちは、自然と切り離されると、その途端に生きていけなくなります。酸素や水を絶たれ、食料が欠乏し、老廃物は再生しなくなります。私たちは自然の恵みの中で生きているのです。そしてその恵みは生命活動から生み出されています。農学は、このような視座に立つ「いのちの科学」です。生命の営みを探求し、その深い理解の基に、生物の優れた機能を利用して食料や環境、エネルギーなど人類の生存に関わる課題に取り組む科学です。

広い学問分野!満足のいく研究生活。

進学理由

満足度

「やりたい勉強・研究ができる」、「やりたいことが見つかりそう」、これらの進学理由は農学部の研究分野の多様性によるものではないでしょうか。生物、食料、環境などなど広い学問分野の数は、学生の興味の選択肢を広げてくれます。ここならやりたいことがありそうだ、自分の興味を受け入れてくれそうだ、それが農学部です。これは農学部に対する学生の満足度、充実度にも表れているようです。

まとめ

「農学部」と聞くと農業を思い浮かべる方が多いとは思いますが、それらは農学のほんの一部なのです。生物、食料、環境、エネルギーなどなど、農業を含め農学部にはさまざまな研究分野があります。やりたいことが見つかる、そんな学部です。いろいろな分野に興味があるけれど、どれとは決められない、そんな方に適した学部でもあります。また、これらの学問は私たちの生活に最も密接した分野でもあります。研究の社会への還元は大きく、そのやりがいもひとしおではないでしょうか。

学科別イチオシポイント・不満なところ

応用生命科学課程
環境資源科学課程
獣医学課程

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  • 記事執筆:youkey
  • 食品研究を行う都内大学院生。
  • 料理、食べ歩きを趣味とし、食をこよなく愛する。現在、ランニングで減量中…。