弊社学生スタッフ及びこの文書を読む全てのt-news読者さまへ
株式会社トモノカイにおいてキャリア教育の分野における「大学体感プログラム」という商品を提供している川口と申します。
1.「活動の領域」だと考えていること
私はトモノカイで「大学体感プログラム」という事業を扱っています。
大学体感プログラムは全国の中学生・高校生が修学旅行などで東京に来る際に、現役の東京大学生と早稲田大学生に会っていただき、自分たちのちょっと先を歩む先輩から話を聞いたりすることで進路を考えるきっかけや今やっていることを一生懸命に行う理由付けにしたり、モチベーションにつなげていくものです。
私はこのプログラムを通じて年間10000人程度の中学・高校生とふれ合っていますが、その中で思うことは「自分の可能性に蓋をしている子どもたちが本当に多い」ということ。
人は等しく無限の可能性を持っていると思います。しかし残念ながら、多くの子どもたちはそれぞれの環境で自分の身の程を(誤って)理解し、大きな夢や挑戦する心、自主的に生きることを志向していません。
それぞれの環境なんてどうでもいい。気づくことができれば変われるはずだと信じています。
私は、一人でも多くの全国の中学・高校生に、「自らに厳しい目標を課し、それを突破して自分の人生を生きようとしている大学生」と会ってほしい、そう思っています。
2.私が今やっていること
多くの中高生と大学生との場を作っているこのセクションですが、実は社員は1名のみで行っています。そんなことができるのは、大学生達自身がこの事業のことを考え、自分たちの事業として活動しているから。このプログラムのコンセプトは「自分たちが中学・高校生の時にこんなプログラムがあったら嬉しかったプログラム」とし、大学生が企画・運営をしています。
この大学生の企画・運営がしっかり進んでいくよう、環境を整えることが自分の役割です。
年間100件を超えるプログラムを2名の事務アルバイトさんで滞りなく行っていけるような業務システムを作ったり、大学生が「やりたい」といったことを実現できるようにアドバイスをする。
毎週主要な学生スタッフとは定期的に1時間面談を行い、1週間の振り返りと次の1週間で何をするのかを一緒に考えています。
自主的に活動する彼らのおかげで、プログラムの現場には私が出ないでもしっかり運用がなされ、非常に高い満足度をいただけるものになっています。
私は、彼らのやりたいという気持ち、彼らの想い、彼らのエネルギーが、子どもたちに届いていくよう毎日動き回っています。
3.私が今後やっていくこと
大学体感プログラムは2007年6月に始まってから、丸7年を終え8年目を迎えました。
今年度からの取り組みとして、もっと外部に目を向けようとしています。
「キャリア教育」という領域で、もっともっと大学生が主体となった活動をしていきたいのです。
8月には大学生主体で「キャリア教育セミナー」を開催し、満員の会場で皆様からのご満足の声を頂戴しました。
長くなってしまうのでキャリア教育に対する自分の考えはまた別の機会でお話したいと思いますが、
私は大切な仲間である大学生を通じて、子どもたちに「社会で生き抜いていくための知識や経験」を提供していきたいと考えています。
またお目にかかることもあると思います。東大・早稲田大に在籍されている方でもし上記のような活動に興味がある方はお問い合わせください。よろしくお願い致します。
2014年度スタートの学生スタッフ『通年採用制度』について
トモノカイでは、皆様との「縁」大切にしたいと考え、2014年度より通年にわたる採用制度を設けました。これまで、タイミング等の問題で応募ができなかった方にも、お気持ちのある方であればいつでも応募できる制度です。トモノカイの取り組みなど、ご興味をお持ちの方はぜひ一度ご確認下さい。