• 2014/09/22

『単なるバイトが最高の視野を広げる体験となる3つの理由』 取締役 原口

【単なるバイトが最高の視野を広げる体験となる3つの理由】

トモノカイの役員をしている原口と申します。

私たち、トモノカイではt-newsを日々配信をして、主に教育系バイトや短期バイトを中心に、情報提供をしています。また、読み物コラムやイベントの情報も含め、様々な情報を提供することで皆さんの視野を広げ、大学生の「成長機会」の提供をしようと考えています。

「アルバイトで視野が広がる?」

「成長機会?」

インターンだったらわかるけど。。。

アルバイトの目的は、お金を稼ぐため、それ以上でもそれ以下でもない、と思う方もいるかと思います。

ただ、ちょっと見方を変えると、新しい視点が見えてきます。大学では教えてくれない、アルバイトだからできる体験を3つご紹介します。

1.消費者からサービス提供者へ

大学を卒業すると、就職をして仕事に就く方がほとんどだと思います。それは見方を変えると、「消費者」から「サービス提供者」に変わり、仕事を通して報酬をもらう立場となります。これまで何気なくサービスを受ける側・消費者としての視点から、アルバイトを通じて、「この時間帯って女性客が多いな」とか「リピーターが来てくれるためにはどうすればいいだろう」「教えるのって意外と難しい・・」「お客さんに喜んでもらうためには?」等サービス提供者の視点を体感することになり、また仕事に対しての責任も出てきます。

2.実はマイノリティの世界にいる大学生

皆さんの同学年の日本人は、おおよそ100万人います。大学進学率は約50%、難関大に通っている大学生は数万人。皆さんの普段生活している生活圏、主に話をしている人たちは、同世代だけで考えても数%。世界に目を向ければゼロコンマ数%でしょう。実はみなさんはかなりのマイノリティの中にいるのです。多少、大学を超えたインカレサークルに入ったとしても、自分のコミュニティの中だけで生活をしていると、その範囲は非常に限定的となります。

アルバイトでは、イベントの設営や飲食店、キャンペーンスタッフ、塾講師等、40代、50代の人、中卒・高卒の人、時には外国人と様々なバックグラウンドを持ち、価値観・考え方が異なる人と一緒に仕事をしたり、お客さんになることも多いです。家庭教師では、こんなセレブなお金持ちがいたんだ!という経験もあるでしょう。

今後の社会のキーワードの一つは「多様性」。様々なバックグラウンドの人達と一緒にチームを組むことがますます多くなります。外国人であれば尚更です。同質化しやすいキャンパスを出て、これまでの常識がいかに狭い世界の中での常識だったかというのが体感をすることで、大きく視野を広げてくれるはずです。

3.社会の裏側の仕組みを知る

アルバイトをすることで、「ああ、裏側ってこうなってたんだ!」と思った方は多いのではないでしょうか。過去t-newsで取ったアンケートでも、マスコミで働くことによって「世に報道される二次情報に惑わされる前に、一次情報に触れることができ報道について考えを改める機会となった」とか、コンビニのバイトで「当たり前だと思っているものは、裏方の努力の甲斐であることを痛感した」等、実際に中で働くことによって見える世界、気付きが多く存在しています。

就職活動を終わった4年生の方と話をしていると「もっと大学生の早い段階で、上記のような意識でバイトをしておけばよかった」という話をよく聞きます。就職活動を始めて、初めて「働くことをあまり考えてなかった」「自分の常識がいかに狭かったか感じた」ということに気づくことが多いです。頭でわかった気になっていてもこれまで生きてきた20年前後の考え方はそう簡単に変わるものではないと思います。実際に何回も何回も体験・体感していくことで気づきを得たり、視野が広がっていくことが多いでしょう。

たかがバイト、されどバイト。

大学に入って視野を広げたい、成長したい、と思っている方、ちょっとt-newsの見方を変えてアルバイトをすることをオススメします。

 2014年度スタートの学生スタッフ『通年採用制度』について

トモノカイでは、皆様との「縁」大切にしたいと考え、2014年度より通年にわたる採用制度を設けました。これまで、タイミング等の問題で応募ができなかった方にも、お気持ちのある方であればいつでも応募できる制度です。トモノカイの取り組みなど、ご興味をお持ちの方はぜひ一度ご確認下さい。