自分が本当にやりたいと考えている事、そしてそれが社会的な価値に結びつく
仕事への想い
トモノカイ社員スタッフの後藤です。私は、2014年の7月にトモノカイに入社しました。
まだ入社から3か月ですが、その3か月の間にも様々な挑戦や学びの機会があり、自分の世界が驚くほど広がっていることを実感しています。まだまだ会社の一員として未熟な部分はあるものの、新人としての意識はすでに消え去りました。その理由は、私がいま取り組んでいる仕事が、本当に自分がやりたいと考えていることであり、それが社会的な価値に結びつくことを確信して働くことができているからです。自分が何をすべきであるのかということを理解して、あとはもう結果を出すことだけが問題である場合には、新人としての甘えを持っている暇はありません。
そのような意識で働ける環境が、トモノカイにはあると考えています。
日本の学習文化を変えるために
私は、これまで学習塾で働きながら、新しい時代の教育の形を追求してきました。
複雑さや不確実性が増していくこれからの時代には、個人に求められる成長の水準はどんどん高くなっていきます。そのなかで、一人ひとりが生きる力を手にすることができるための学びの場を提供するために、いわゆる「21世紀型能力」を育成する教育の実践を行ってきました。
具体的には、リテラシー教育やプロジェクト・ベースド・ラーニング(PBL)といった課題解決型の教育実践です。そうした実践を行うなかで実感したのは、「学ぶことで自分自身の人生を切り開いていくことができる」と信じることができるとき、人は最もよく学ぶのだということでした。
実際、自分が将来なりたいものや、興味・関心に沿った事柄について学ぶときの生徒の姿は、本当にいきいきとしていました。その意味では、生徒の成長の場に直接立ち会える講師としての仕事は、私にとっては大きなやりがいのある仕事でした。
しかし、そのうちに、こうした教育の形を、もっと多くの人に届けたい、と思うようになったのです。その時に出会い、入社の機会をいただいたのが、トモノカイという会社でした。
現在の活動
現在は、トモノカイの事業開発セクションにおいて、新しい教育サービスを開発・提供する事業に取り組んでいます。その方法は、主として以下の3つです。
- ・1つ目は、書籍やウェブ・サイトという形で教育に関する最新の情報を提供すること。
- ・2つ目は、教育プログラムという形で実際に子どもたちに新しい学びを体験してもらうこと。
- ・そして最後に、そうした学びを支援する人材を供給することです。
いま、教育の世界は、めまぐるしく動き続ける世界の状況に合わせて変化することを余儀なくされています。そうした状況のなかで、教育に携わる人々は、少しでも現状を改善し、より良い教育の形を創っていこうと努力されています。そうした人々に向けて価値ある情報を提供し、あるべき教育の形を共に創り、そうした教育を担うことのできる人材を育成すること。それが私の使命であると考えています。これまでの教師としての仕事に比べれば、仕事の範囲は多岐にわたりますが、これらすべての活動は、よりよい学びの空間を創るという、その一点に向けられています。
いま、トモノカイの新規事業には、多くの学生スタッフが関わってくれています。彼らとの共創を通して、私達自身がまず学び、成長することで、その学びの輪がどんどん広がって、最終的には日本の、そして世界の教育を変えていくような、そんな動きを創りだすことを目指して、日々、仕事をしています。
『現役東大生が実践している勉強法のきほん』の出版に携わりました。10/9(木)より発売中です!
2014年度スタートの学生スタッフ『通年採用制度』について
トモノカイでは、皆様との「縁」大切にしたいと考え、2014年度より通年にわたる採用制度を設けました。これまで、タイミング等の問題で応募ができなかった方にも、お気持ちのある方であればいつでも応募できる制度です。トモノカイの取り組みなど、ご興味をお持ちの方はぜひ一度ご確認下さい。