はじめに
人は誰でも、つまらない授業より興味深い授業をとりたいもの。授業を一度選択してしまうと変更が効かないことと思いますから、みなさん授業選択する際はシラバスや口コミなどさまざまな情報を数多く求めることでしょう。そこで、失敗しない授業選択のために、「本当にとって良かった授業」を調査してきましたので、ぜひ参考になさって下さい。
授業選択で失敗しない為に
興味に従い受講する!
私自身は理系なのですが、大学では特に一年生や二年生の前半では自分が好きな科目をある程度自由にとれるので脳科学や心理学、政治経済など様々なものが取れて非常にタメになりました。中でも私自身心理学が非常に好きなので教育臨床心理学や認知脳科学などは中でも特に面白く、選択した自分を褒めたいです笑。
(東京大学 工学部 2年生 / 男性)
他学部の授業だが、ジブリについて一年かけて学ぶ授業があった。映画を観ながら宮崎駿の考えや思い、背景について先生が熱く語ってくれるもので、授業への先生の情熱が感じられすごく楽しかった。
(青山学院大学 教育人間科学部 4年生 / 女性)
自分の興味に従い、とりたい授業を受講した方はやはり満足度が総じて高いよう。学部にとらわれないことがポイントのように思います。専門でない分野を知ることで教養を高めることができ、人格形成に役立つかもしれません。ひょっとすると、就職活動にも効いたり?
非大学教員による授業!
つまらない授業も何コマかはあるのだが、基本的には自分の知的好奇心をくすぐられるような授業が多い。最近でも印象に残っているのは、同じ大学を卒業して医師免許をとったが、医師にならずに就職した人の話を聞く授業だ。いつも学問的な授業を受けるだけでなく、たまに人の経験を聞く授業があるのはとてもいいと思う。
(東京医科歯科大学 医学部 3年生 / 男性)
駒場での教養課程の選択授業に、素晴らしいものがありました。工学部主催の授業で、各回、産業界で活躍する方(主に東大卒業生)を講師に招き、お話を聞いた後、キャンパス内にあるフレンチレストランの料理を食べながら懇親会を行うというものです。ゲスト講師からは、大学教員による講義では聞けないような話を聞くことができ、視野や見識が広がりました。懇親会では、ゲスト講師とだけでなく、大学教員や他の学生との会話も盛り上がり、人間関係の幅を広げることもできました。
(東京大学 理学部 3年生 / 男性)
ゲスト講師をお呼びして、その方の経験を聞く授業が人気のようです。非大学教員ですから、学問的枠にとらわれず、世の中の実態を生で知ることができます。普段受講する、専門性を高める授業とは異なる形式のため、日々を彩るスパイスになるでしょう。勿論、どちらのタイプの授業も、学んだ部分が相互に生かし生かされたりと補完しあう関係になることも多く、モチベーションも上がるでしょう。
まとめ
いかがでしたか。専門性を高める授業も然ることながら、他学部の授業や学問的領域にとらわれない授業を受講して良かったという体験談が多いことのように思います。学びに貪欲になり、さまざまな形式の授業を選択するのが肝なのかもしれません。次回授業を選択する際、ぜひ参考にして頂きたく思います。
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- 記事執筆:莞那
都内某大学の商学部に通う大学生です。
趣味は幼いときから習い続けているピアノ、特技はエクセルによる情報処理です。