• バイトあれこれ
  • 2015/01/23

【IT系ベンチャー企業でのインターン生が、敢えて語る】アルバイトでしか得られない能力とは?

はじめに

大学生にとって「アルバイト」とは、社会の中で働く経験を得られる方法として身近なものですね。また、大学生にとってアルバイトと同じように社会で働き、報酬を貰えるものとして、「インターンシップ」も挙げられます。これから、インターンシップに挑戦しようと思っている学生の方も多いのではないでしょうか?しかし、実際に「インターンシップ」と「アルバイト」で得られえる能力はどのような点で違うのでしょうか?

今回は私自身の、ITベンチャーでインターンと飲食店でのアルバイト経験を通して、両者の”学び”を紹介します!

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1. そもそもインターンシップって?

インターンシップ(インターン)は一定期間、自分の気になる企業で職業体験をする制度です。インターンをすることによって、自分がどのような職業や職種につきたいのかを考えることができ、実際に入社した後のミスマッチを防ぐこともできます。
インターンには様々な形態が存在しており、夏に企業訪問のような形で行うサマーインターンや、アルバイトに近い長期型インターンなどがあります。

1-1. インターンシップは増えている!

以前と比べて、インターンを実施する企業は年々増えています。その背景には景気回復と就活の時期の前倒しがあります。リクルートキャリアの就職みらい研究所が発表した「就職白書2014」では、2013年度でのインターン実施は前年度より4.5ポイント増え、企業の約4割が実施しているという結果になりました。これからもインターンは増加していく可能性が高いといえます。
(参照:2014年卒の就活の満足度はやや低下、インターンシップ需要が拡大=就職白書2014

1-2. 志望する学生の目的は「自己成長」のため!

私たち大学生にとって、ますます身近になっていくと思われるインターン。では、大学生はどのようなモチベーションでインターンを始めるのでしょうか?2015年3月卒業予定の全国の大学3年生に行った調査によると、「自己成長のため」という回答が4割という結果になりました。
(参照;2015 年度日経就職ナビ就職活動モニター特別調査レポート ) 

では、実際にインターンシップは自己成長につながるのでしょうか?

2. 実際に長期型インターンをしてみたら?

現在、自分は長期インターンとして、スタートアップのIT企業で働いています。そこで、実際に自分が働いてみて得られた経験をご紹介します。
(参考文献;【就活生の実態】長期インターンに興味のある学生は約4割。学生が求める長期インターンの条件って?

2-1.座学を実践に活かす!

インターンシップにも、営業やエンジニアなど様々な職種があります。私はメディア事業部に所属し、専属ライターとして働いています。私は、普段大学でメディア系の学部に所属し、メディアへのアプローチ手法や現在の傾向などを中心に学んでいます。その知識を活かし、文章制作以外にもメディア事業の企画やマーケティングも行ないます。具体的には、新しいメディアの企画やメディアの市場調査、サイトへの集客のためのSEO対策などがあります。

つまり、インターンシップは大学での授業や本で得た知識を、実践的な場でどう活かしていくのかを結びつけ、学ぶことができる機会となるのです。実際に自身で企画を作る経験をすることで、逆に大学の授業への理解も深まりました。特に、理系の学生は研究開発やエンジニアの業務を任せている企業も多いようです。

2-2. 成果に繋げる実効性が身に付く!

インターンシップでは積極的に課題を発見し取り組み、成果を出すことが求められます。特に人手と資金が足りなく、理想の高いスタートアップ企業では、速いスピードで成果を求められることも少なくありません。そのため、自身の企画したものを成果に結び付ける実行力が何よりも求められます。

3. アルバイトで得られた経験とは?

上記のように、インターンは確かに「自己成長」につながると思います。しかし、それと同時に私が以前働いていた飲食店でのアルバイトの経験も、自分にとって非常に役立っていることも実感します。

今回は、アルバイトだからこそ得られた社会に出る上で最も大切な働き方の”キホン”を、私の経験した飲食店バイトを通して紹介します。

3-1. これが普通!一緒に仕事をする”仲間”は40歳!

アルバイトがインターンと大きく違う理由のひとつに、「一緒に働いて業務をする同僚の年代や背景が幅広い」ということがあります。アルバイトをするのは、大学生だけではありません。そのため、顧客とのコミュニケーション以上に、同僚内でのコミュニケーションが仕事をする上で重要になってきます。全員が学生、同世代というわけではなく、各々が異なった事情を持った人が働いているので、たとえ大学生同士でのコミュニケーション能力が高くても、それが必ずしも他の世代にも通じるわけではありません。

つまり、アルバイトではその働き方を通じて大学生以外の幅広い世代・価値観と対話できるコミュニケーション能力が身に付き、それは社会に出てから仕事をする上で最も大切で求められる能力の一つでもあります。
(参考文献:学生の実態と求められる力のギャップ )

3-2. 主体的判断能力が身に付く!

飲食系バイトでは、「与えられた仕事を受動的にこなしていく」というマイナスイメージがあります。しかし、そのイメージから一歩先に進むと、マニュアルに書かれている以外のことが重要になってきます。そして、何よりもその一歩がアルバイトをする上で最も重要な要素なのです。例えば、注文した料理を持っていってもイメージと違うと言われたり、料理の味付けを変えてほしいなど、お客様への応対はマニュアルに載っていない事態が多々起こります。当たり前ですが、お客様はマニュアル通りに動きません。その都度、お客様の要求を主体的に聞き出し、柔軟にしかし店舗の方針に反しない対応をとらなければなりません。そのためには、店の立場や客の立場を汲み取った上での、判断能力が必要になってきます。

まとめ

いかがでしたか?現在、大学生にとって増えてきているインターンシップも「自己成長」に繋がる一方で、今回のアルバイトのようにインターンのそれとは異なる成長機会」を捉えられることも多くあります。アルバイトでもインターンでも向上心を持って取り組めば、社会で多様な人と仕事をしていく基本的な能力が身に付くのではないでしょうか。ただ周りに流されるのではなく、みなさんも是非自分の適性や目標にあったアルバイトやインターンに取り組んでみてください! 

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高橋衣紗奈

著者:高橋衣紗奈

現在、都内大学在学中。2014月11月からt-newsWebライターとして活動しています。
『本の楽しさを、もっと手軽に』をコンセプトに、BOOKPOP(http://bookpop.net/)というメディアを立ち上げ、運営しています。また、男性向けメディア(http://b-o-y.me/)も携わっています。
t-newsWebでは、『大学生の働き』に関する意外な事実や発見を届けて、ユーザーの皆様に楽しんで頂ける記事を発信していきたいです。学生スタッフの方々のサポートが手厚くて、本当に感謝してます。よろしくお願い致します!