はじめに
t-newsでは、大学生にとって役立つような様々なアルバイトを紹介してきました。中でも、今回は「教材作成」のアルバイトを紹介します。あなたが受験期使っていた教材は実は大学生が作成していたのかも?そんなオシゴトの裏側や本音を、実際の経験談を基に紹介していきますので是非ご覧ください。
教材作成のバイトって、実はこんなお仕事!
Q.教材作成のアルバイトの具体的な仕事内容を教えてください。
大手予備校が使うテキストの組版を行う会社で教材作成や校正の業務を行なっています。ときには文章の打ち込みであったり、解きなおしであったりもします。答えが違ったら直したり、文章がずれていたり誤字があったら指摘したりすることでよりよい教材の作成をお手伝いしています。
バイト中こんな体験がありました!
Q.アルバイトをしている中で印象に残ったエピソードを教えてください。
自分が校正を行ったり、打ち込みをしたり、解きなおしをしたりして一生懸命につとめた問題用紙が使われる模試の監督をすることがあります。小学生の子ががんばって、精一杯の力で解いてくれます。自分がすこしでも関わったものを使ってもらえるのはうれしいし、とても多くのひとが受けているということを知り、より丁寧に心をこめてお仕事をしようと思いました。
教材作成の”あの”経験が学びに・・・!?
Q.アルバイトで身についた、もしくは視野が広がったりこれは勉強になったと感じた経験を教えてください。
校正を行っているので、大学の授業で用いるプリントやテキストなど、なにか文章などを見ると誤字を探したり、間違いを指摘したりしたくなってしまいます。小さいところまで気になってしまうので、周りからしてみればそれくらいのこと…と思われるかもわかりませんが、ほかのひとが気がつけないような小さいところにも目を向けられるようになったのは自分にとっては強みだと思います。
そんな学びが今では、こんな所でも活きています!
Q.上記のようにアルバイトで身についた・学んだ経験は、その後のご自身の活動(ゼミ、サークル、別のアルバイト、就職活動など)でどのように活きていますか?
私のお仕事先の会社は主に小学生向けの教材を作成しているのですが、大学生になってみると習っていることが少ない小学生の問題は解答どおりに解けないことも多く(答えが出せればよいときは三角関数を用いてしまう、など)、意外にも難しいものです。しかし、このアルバイトをすることで小学生の目線がわかるようになり、いとこの娘に勉強を聞かれても苦なく教えてあげられるし、その子にお手紙を書くときにはどの漢字なら小学2年生でも習っていて読めるのか?などをすぐに考えることができるようになりました。
こんな人におススメです!!
1.塾講師には自信がないけれど勉強が好きな人
ひとに教える必要はないので、自分が解けて、解答の正誤のみわかればよい。しかし、小学生の問題なので自分もかつて習ったものであるし、解いていてたのしい。
2.中学校受験を経験している人
自分もその経験をしていれば、受験生の気持ちがわかるのではないかと思う
3.将来出版社に勤めたい人
文系の友達にアルバイトの話をするとだいたい羨ましがられる。
終わりに
いかがでしたでしょうか?こうして振り返ってみると、みなさんの周りにもアルバイトの中では当たり前の経験やエピソードが、実は今の生活や活動の中で大きく活きているなんていうことがあるかもしれませんね。みなさんもぜひ一度、教材作成のアルバイトを行なってみてはいかがでしょうか!?素敵な学びや経験に繋がるかもしれませんよ。