はじめに
時間がたっぷりある大学生活に圧倒的に足りないもの、それはずばり「お金」ではないでしょうか。勿論アルバイトをして稼ぐことも可能ですが、それでもやはりお金と煩悩の欲は尽きないもの。趣味や勉強に始まり、サークル活動やコンパなど、とにかく人付き合いにかかるお金に嘆息する大学生も多いのではないでしょうか。そんな大学生の強い味方は「親」の存在。しかし親御さんからお小遣いを頂くには、なかなか厳しい条件を慎重にクリアしなければなりません。今回は皆様から寄せられた「お小遣いをもらう口実」をご紹介します。バイト代とお小遣いで日々を乗り切る学生たちのちょっとしたテクニックをお伝えします。
思わず親が出したくなる「お小遣い」の口実とは
1. 教材費としてのお小遣い
私の親は基本的にTOEICやその教材など勉強に関するものは基本的に援助してくれるので、なるべくそういった類のものは余すことなく親に言ってお小遣いとしてもらうようにしています。
(明治大学 政治経済学部・政治学科 4年生 / 男性)
教科書代としてお小遣いをもらいます。実際に3,000円などと書かれた教科書を見せて高価なことを理解してもらい、実際に教科書は買いますが、そのとき少し余分にお小遣いをもらったりします。
(東京大学 教養学部文科二類 2年生 / 女性)
大学の試験が近くなると、図書館が混み勉強のスペースがなくなってしまうため、毎日カフェに行っていました。勉強のためならお金出してもらえたし、もらった額より安いものを注文すれば、収入にもなりますよ(笑)
(日本大学 経済学部・産業経営学科 3年生 / 女性)
良質な教育のためには、ある程度の出費が不可欠。そんな認識はやはり親御さんたちの中で暗黙の了解であるようです。書籍、教科書、参考書は意外と高価ゆえに、特に春学期のはじめは結構な額になってしまいます。ここできちんと全てを揃えて、後々自腹を切ることにならないよう、折角頂けるのであれば思う存分活用させてもらいましょう。中には「勉強の場所確保のため」というなかなか高度なテクニックを使った人もいるようですね。勿論、使った額に見合う結果を出すことも大切です。
2. 食費や交通費など「生活のためのお金」
私は母や父からお小遣いをもらいたい時に、交通費がたくさんかかっているから、といった理由や、昼食が時間的にどうしても外食になってしまうからといっていました。
(青山学院大学 経済学部経済学科 4年生 / 女性)
携帯料金は自費で払っていたため、食事代はもらっていました。外の定食屋は値が張り、毎回少しずつ自腹を切っているアピールをして食事代の増額をしてもらいました。食事代は毎日必要なものなので最終的には大きな収入になります。
(早稲田大学 政治経済学部経済学科 1年生 / 男性)
大学生になってグッと増えるのは、交友費に伴う食費と交通費。行動の範囲も広がり時間帯にも融通が利く分、「どうしても必要なお金」として親御さんが出してくれる家庭は意外に多いようです。ちなみに筆者の家庭も、時々なら食費や交通費を親が出してくれることがあります。頻繁に要求するのではなく「たまには」のスタンスをとることや、タイミングを見極めることも大切といえるでしょう。
まとめ
いかがでしょうか?時間はあるけれど、その分やりたいこともたくさんある!バイトなんかで時間を潰したくない!と思う大学生は多いはず。まだまだ親御さんのお世話になっているうちは、時には金銭的に甘えさせてもらうことも必要になってくることでしょう。その時はきちんと感謝の気持ちを忘れずに伝え、そのお小遣いでより大学生活を充実させられるよう目標を持って使うと、一層お金と親御さんの有り難みが身に染みるかもしれません。バイト代とお小遣いのメリハリをつけながら、豊かな大学生活をおくれることをお祈りします。
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- 記事執筆:アリクイ
- 文字が好きです。孔雀を飼いたいです。