• 学業
  • 2013/12/10

【第二外国語】ここでしか聞けない!早稲田の中国語事情

<2023年3月更新>

色とりどりの第二外国語

大学の講義のおもしろさは、高校までの授業よりもそれぞれ個性があることではないでしょうか。

同じ名前の講義でも、方法や内容は講師によって違いますし、さらには大学によっても全く違います。

第二外国語は多くの大学や学部で必修とされる講義ですが、他の大学・語学のことは意外と知りませんよね!

また、新入生にとっては、語学に関する一般論でなく、自分の大学における自分が選ぼうとしている第二外国語についての情報を得る機会はなかなかないでしょう。

実際に第二外国語を受講したそれぞれの大学の学生は、どのような感想を抱いているのでしょうか。今回は、早稲田大学の中国語を紹介します!

 

 

早稲田大学の他の言語に関する記事はこちらからどうぞ!
【第二外国語】ここでしか聞けない!早稲田のフランス語事情
【第二外国語】ここでしか聞けない!早稲田のドイツ語事情
【第二外国語】ここでしか聞けない!早稲田のスペイン語事情

 

目次 

1. 早稲田大学の中国語の秘密

2. おしえて!本当のところ!

3. 言語の裏の文化まで学ぼう!早稲田の中国語

 

 

1. 早稲田大学の中国語の秘密

 

満足度調査 〜中国語履修生に聞きました〜

早稲田の中国語は「よくなかった」が6%しかおらず、「とてもよかった」「よかった」は68%と、平均的ですが多くの学生が満足している事が察せられます。他の2大学の中国語選択者のアンケートでは、「よくなかった」というネガティブな意見が他言語よりも多く見られますが、早稲田ではどうやらそうではないようです。

 

 

2.おしえて!本当のところ!

 

2-1. 中国の文化までしっかりと学べる

言語を学ぶということは、その国の文化や慣習についても学ぶことになるので、最近その動向が注目される中国について学ぶことは勉強になります。
(早稲田大学 商学部 2年生 / 女性)
今世界における中国の地位は高く影響力があるので、しっかりやって資格を取れば就職にも役に立つし、実際やっていてやりがいがあって楽しいので一生懸命勉強しています。 
(早稲田大学 文化構想学部 2年生 / 女性)
中国人の先生と出会ったことで中国人に対するステレオタイプが修正できたことは大きな収穫だったと思います。あと、中国の新聞を少しは読めるようになりました。 
(早稲田大学 政治経済学部 2年生 / 男性)

中国の文化にふれる事ができた、興味が湧いた、という意見が他大学と比べてとても多いのが早稲田大学の中国語選択者の特徴でした。昨今の日中事情から様々な中国の情報が耳に入ってきますが、実際に中国人の先生から学んだり、文化を知る事でより深く理解し合える機会が得られるのは貴重ですよね!

 

 

2-2. 発音とリスニングのハードルは高い

この語学を選択して後悔していないので、特に悪かったことはありませんが、強いていえばリスニングや発音が苦手なのにも関わらず、中国語が発音が難しいと知らなかったことはよくなかったと思っています。
(早稲田大学 政治経済学部 1年生 / 女性)
同じ発音の単語が多数あり、四声の違いで全く違う内容になってしまうので気を付けなければならない。
(早稲田大学 商学部 1年生 / 男性)

最初の一番高いハードルである発音が乗り越えられないと、やる気を保ち続けるのは厳しいかもしれません。単語や文法、漢字など案外覚える事も多く、見かけ程簡単な言語ではないというのは共通の認識のようです。また日本語の漢字と中国語の漢字がまざって混乱したり、文法が英語と中国語でまざって混乱したり、というハプニングにも注意が必要です。

 

 

2-3. 早稲田の中国語は厳しくてもアタリの確立が高い?

先生が当たりの先生でとてもおもしろいことです。あとは、中国語検定をとれば就職活動の際も有利になると聞いたのでとってよかったと思っています。 
(早稲田大学 政治経済学部 1年生 / 女性)
先生が面白いということもあって、授業がとても楽しかったし、クラスの雰囲気がよかったです。中国語はやはり話者人口が多く、将来中国語が話せると役に立つと思います。さらに、中国語は漢字なので、日本語と若干似てるところとあり、取り組みやすいと思います。
(早稲田大学 政治経済学部 2年生 / 女性)
とくにありませんが、強いて言えば担当の先生がとても厳しかったのと週に四回授業があったため、一年時はかなりの時間を中国に費やさざるを得なかったこと。けれど今思えば一年で基礎を構築できたのでよかったと思います。
(早稲田大学 文化構想学部 2年生 / 女性)

担当の先生が学習モチベーションに大きく関わってくる事は言うまでもないですが、そんな中で「先生がアタリだった」という意見が多数見受けられました。

またたとえ厳しい先生にあたっても、理不尽でない厳しさならば自分の為にもなりますよね。

大学内に厳しくて有名な先生もいるようですが、面白い先生もたくさんいる模様です!

 


3. 言語の裏の文化まで学ぼう!早稲田の中国語

 

早稲田の中国語選択者は、他の大学と比較して「これからを考えると中国語は外せないから、就活のためにも習得したい」と考えている人や、「自分の専門分野と関係する」という目的意識を持っている学生が多かったように思います。

中国語に過度な期待をせずに選択したため、発音という壁があってもおおむね満足、というところなのでしょうか。

中華街や中華料理店で使えた!というコメントもありました。

早稲田も中国語選択者は大勢いるため協力し合えますし、中国の歴史・文化・学問に少しでも関心のある人は選択してみるといいのではないでしょうか。

 

第二外国語が決まったら次はアルバイト!

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調査期間: 2012/12/05~2012/12/14
調査方法: WEBアンケート
調査対象: 早稲田大学生98人
性別内訳: 男性(44%)女性(56%)
学年別内訳: 1年生(53%)2年生(29%)3年生(9%)4年生(9%)
  • 記事執筆:まこ
  • 都内の情報系の大学院生、いわゆるリケジョです。
  • 実家暮らしですが、運動不足解消のために
  • 毎日30分以上かけて自転車で大学に通っています。