• 学業
  • 2013/12/10

【第二外国語】ここでしか聞けない!早稲田のドイツ語事情

<2023年3月更新>

色とりどりの第二外国語

大学の講義のおもしろさは、高校までの授業よりもそれぞれ個性があることではないでしょうか。

同じ名前の講義でも、方法や内容は講師によって違いますし、さらには大学によっても全く違います。

第二外国語は多くの大学や学部で必修とされる講義ですが、他の大学・語学のことは意外と知りませんよね!

また、新入生にとっては、語学に関する一般論でなく、自分の大学における自分が選ぼうとしている第二外国語についての情報を得る機会はなかなかないでしょう。

実際に第二外国語を受講したそれぞれの大学の学生は、どのような感想を抱いているのでしょうか。

今回は、早稲田大学のドイツ語を紹介します!

 

目次

1. 早稲田大学のドイツ語の秘密

2. おしえて!本当のところ!

3. 難しくても、皆でコツコツ学べる!早稲田のドイツ語


 

早稲田大学の他の言語に関する記事はこちらからどうぞ!
【第二外国語】ここでしか聞けない!早稲田のフランス語事情
【第二外国語】ここでしか聞けない!早稲田のスペイン語事情
【第二外国語】ここでしか聞けない!早稲田の中国語事情 



1.早稲田大学のドイツ語の秘密

 

満足度調査 〜ドイツ語履修生に聞きました〜

早稲田大学のドイツ語選択は「とてもよかった」と「よかった」を足しても50%と少しという結果でした。

また早稲田大学の第二外国語の中で、唯一ドイツ語だけに「非常によくなかった」と感じた学生もおり、やや満足度が低いようです。

しかし他大学と比較すると、よくないと思っている人は約一割と最も低くなっています。

ドイツ語は習得が難しい事もありどの大学も満足度は高くないですが、早稲田大学はどうしてこのような結果になったのでしょうか。 

 

2.おしえて!本当のところ!

 

2-1. ドイツが強い分野を専攻している人にはオススメ

機械系に所属しているのでドイツは工業が発展している分ドイツ語の研究論文などを読むことが出来る。
(早稲田大学 基幹理工学部 4年生 / 男性)
どの言語を取ったかというのを除いて、言語には各国の文化が示唆されている場合があり、とても面白いです。ドイツ語なら主に医学分野の語に応用が効き、個人的には医学部生などに向いてると思います。
(早稲田大学 理工学部 1年生 / 男性)

ドイツが強い分野、例えば機械系や医学系に所属している学生は、第二外国語でドイツ語を学べば論文の原著を読む事ができるかもしれません。

またドイツに留学や旅行を!というモチベーションで学ぶ学生も多く、辛いけれど挫折しない強い気持ちを持ち続けることが大切なようです。 

 

2-2. 英語と似ていると思ったら大間違い!

英語と似てると思っていたが間違い。英語よりはるかに複雑。 
(早稲田大学 文化構想学部 1年生 / 女性)
英語以上に浅い期間でしか勉強しないので、時間ばかり過ぎて何も身にならなかった。 
(早稲田大学 人間科学部 4年生 / 女性)
覚えることが多かったり、微妙に英語と似ているのでまざってしまったりして、テストのときなどに苦労するのが悪かった点だと思います。 
(早稲田大学 法学部 1年生 / 女性)

やはりドイツ語は難しいという意見が多かったです。英語と似ているかと思ったけれど実際は似ていなかった。

という想像との落差が大きかったのかもしれません。

英語以上に複雑な言語を英語よりも短い期間で学ぶとなると、結果的に「身に付かなかった」「意味が無かった」というがっかりが大きいのかもしれませんね。

 

 

2-3. 早稲田のドイツ語は女子が少ない・・・でも雰囲気は良好!

履修人数が、中国語、スペイン語などと比べて少ないので友人と第二外国語の話題を共有することが少ない。さらにドイツ語は堅いイメージがあるのか女子の履修者はまたかなり少ないです…。
(早稲田大学 政治経済学部 1年生 / 男性)
先生がとても優しかった。クラスの人々がとても真面目なのでテスト前はとても助かります。ドイツ語ってなんかかっこいい(笑) 
(早稲田大学 法学部 1年生 / 女性)
クラスのメンバーが素晴らしかった。ドイツ語は文法や単語が英語によく似ているのでわかりやすかった。ドイツの文化を知れた。
(早稲田大学 法学部 2年生 / 男性)

ドイツ語選択はまじめな学生が多いという特徴があるようです。

先生が厳しい、宿題が尋常でない、という意見もなく、コツコツ頑張る環境の中でお互いに高め合う事ができそうです。

クラスが仲良し!という意見も多数見られ、女子は少なくてもいい雰囲気の中で学べそうですね。



3. 難しくても、皆でコツコツ学べる!早稲田のドイツ語

早稲田大学のドイツ語は、中国語やスペイン、フランス語と比べると履修者は少ないかもしれませんが、それでも大勢の学生が選択しており、過去問やお互いにわからない事を聞き合うことはできるかと思います。

確かにドイツ語は難しいのですが、他の大学と比べて「難しさ」で挫折する学生が少ない環境にあるため、このような結果になったのかもしれません。

ドイツ語が難しすぎて逆に英語が簡単に思えた。という意見も。

ドイツの歴史・文化・学問に少しでも関心のある人は選択してみるといいのではないでしょうか。


第二外国語が決まったら次はアルバイト!

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【第二外国語】ここでしか聞けない!早稲田のスペイン語事情
【第二外国語】ここでしか聞けない!早稲田の中国語事情 
調査期間: 2012/12/05~2012/12/14
調査方法: WEBアンケート
調査対象: 早稲田大学生98人
性別内訳: 男性(44%)女性(56%)
学年別内訳: 1年生(53%)2年生(29%)3年生(9%)4年生(9%)
  • 記事執筆:まこ
  • 都内の情報系の大学院生、いわゆるリケジョです。
  • 実家暮らしですが、運動不足解消のために
  • 毎日30分以上かけて自転車で大学に通っています。