• バイトあれこれ
  • 2016/06/18

人気No.1試験監督バイト!経験者が語る「実はこんなバイトなんです」

試験監督、実はこんなバイトなんです!

試験監督のバイトは大学生の人気No.1のバイトと言っても良いでしょう!「仕事が楽そう」、「時給が良い」、「ガッツリ稼げる」というようなイメージが強いことが人気の理由でしょうか。

ところが実際に働いてみると意外と忙しく、そして働きがいのアルバイトなんです!そこで今回は試験監督のアルバイトをしていた大学生にインタビューしてみました!

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試験監督のバイト例

  • 時給:1000円前後(役職によって変動)
  • ■仕事内容:試験室の設営、試験室内での受験者の案内、答案用紙・問題用紙の配付・回収・カウント作業、試験室内の監視巡回
  • ■勤務時間:4~9時間(試験の種類によって変動)
  • ■服装:スーツまたはスーツに準じた服装で、ローヒールのパンプス
  • ※会社や店舗によって条件や待遇が異なります。予めご了承ください。

試験監督のバイトの1日を確認!

07:00 現場到着

ほぼどんな試験も、7:00に現地集合のパターンが多いです。私は集合時間の15分前には試験会場に到着出来るように心がけて家を出ています。

07:30 準備開始

集合すると運営表を渡され、それを見て自分の担当場所を把握します。運営表の配布後に会場長から説明があるため、その後に自分の担当場所の板書をしたり、予め座席数を数えたりと準備を行います。担当場所に複数人の試験監督員がいる場合は、全員の時計が揃うように時計合わせも行います。

08:00 受験者入室

受験者が入室してきたら、会場の間違えがないか、受験番号を間違えていないかのアナウンスや、忘れ物の貸出など試験開始前の受験者対応を行います。 運営表に記載されている受験者入室終了時刻を過ぎた後は、試験に際しての注意事項の読み上げや、問題配布等を行います。

09:00 午前試験開始

教室の時計、あるいは試験監督員の時計で開始時刻になったら「始め」の合図をして、試験が開始します。試験開始後は本人確認や受験者人数を提出書類に記入し、カンニング防止のために見回りを行います。

12:00 休憩

担当の教室の解答用紙回収が終了したらお昼休憩に入ります。 お弁当とお茶は支給されることが多いです。

13:00 午後試験開始

午後の試験開始時刻10分前には担当の教室に入り、再度試験に関するアナウンスや問題用紙や解答用紙を配布します。試験開始時刻になったら「始め」の合図をして、試験を開始します。 午後も午前同様、カンニング防止のための見回りを行います。

16:00 試験終了

試験が終了したら、解答用紙を集めて枚数を数えます。枚数が揃ったら、教室ごとの順番に受験者を解散させます。その後監督員は、本部に戻って残部をまとめたり、筆記用具をまとめたりして後処理を行います。

17:00 解散

答案等の後処理が終了して、会場長からその日一緒に勤務した人達にまとめのあいさつが行われた後、現地解散となります。
 

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実際にバイトしてみてどうだった?

良かった点

私は試験監督のアルバイトのために2~3箇所に登録し、週に1回試験監督のアルバイトをしていますが、時給が1000円前後のため、週に1回の勤務でも月給としてはそこそこ稼げます。 また勤務地が自分で選べるので、自分の都合の良い勤務先で働けます。毎回同じ勤務先を選んでいると、その勤務先の方に仕事ぶりを評価されて、良い役職を貰えることもあります。そして、試験監督は多くの場合ダブルワークが可能なので、たまに働きたいという大学生にもオススメできます!

 

勤務数が少なくてもしっかりと稼げるのはとてもありがたいですね。勤務先がその都度選べるのも、固定バイトには無い魅力です。試験監督のバイトの多くはダブルワーク可能なので、メインのバイトだけではお金が足りない…!なんて時にも安心して働けます。

大変だった点

大学がそんなに忙しくない人だと、勤務日数が少ないためダブルワークでない限り、試験監督のバイトだけで毎月がっつり稼ぐということは難しいです。 朝からの勤務が多いため、朝が苦手な人はきついと思います。また最初から最後まで立ちっぱなしの勤務なので、夕方には疲れがどっと溜まります。勤務場所も毎回固定されているわけではないため、勤務場所が変わると毎回やり方が少し違うこともあります。



試験が実施されない限りバイトの募集もかからないため、例えば週6で勤務してガッツリ稼ごう…というのは現実的ではなさそうです。模試や資格試験も毎週のように大規模なものが行われているわけではないですからね。どんな試験もほぼ午前開始なので、朝が苦手な人は試験監督には向いてないかもしれません…。でも気合で早起きすれば美味しいバイトだと思うので、朝が苦手な人も頑張ってみましょう!

この記事を読んでいる皆さんにメッセージをお願いします!

ここまで長々と試験監督のアルバイトについて書いてきましたが、試験監督のアルバイトで大切なことは手際の良さと責任感です。どの試験も時間との戦いであり、それは受験者も試験監督員も変わりません。そのため、手際良く事前に問題や回答を列ごとに数を分けて束にしておいたり、誰がどこのブロックを担当するか等を決めておくことが重要になります。また時間管理や、担当ブロックの解答用紙数の管理は責任重大です。特に解答用紙は、足りない場合は受験者が帰れないことはもちろん、試験監督員が総出で捜索することになるため、一人一人の責任感が大切になります。 
アルバイト選びで大切なことは、自分が何を優先してアルバイトをしたいのかです! 学業と遊びを両立したい人にとっては試験監督のバイトは向いていると思います。 また試験監督のアルバイトをすると、面白いハプニングや質問などが多く出てくるので面白さが満点です。  長期休みだけではなく、ゆるくでも良いから確実に稼ぎたい人にも試験監督はとてもオススメです! この記事を読んで1人でも多くの人が、試験監督員アルバイトに興味を持って頂けたら幸いです。

 仕事が楽そう…という軽い気持ちでは務まらない試験監督のアルバイト。模試を受験したことがある読者のみなさんなら、1枚1枚の答案用紙の重みはよく感じられると思います。学業と遊びを優先したい人にも向いているので、全ての大学生に向いていると言っても良いのではないでしょうか!?(笑)

まとめ

試験監督のアルバイトについて漠然としたイメージしかなかった方も、この記事を読んで少しは参考にしていただける部分があったのではないかと思います。興味があったら是非試験監督のアルバイトに応募してみてください!

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山口 豪久

著者:山口 豪久

神奈川県出身。慶應義塾大学に在学中。専攻は歴史学。2015年3月からt-newswebライターをやっています。「いい仕事さえすれば全ては輝くことは知ってます。」という言葉に感銘を受けました。ホワイトボードに書いて部屋の壁に吊るしてます。記事を読んだ方に、少しでも考える機会を持ってもらえるような記事を書けたらと思います。