はじめに
毎年波瀾万丈の展開をみせ、「情報戦」とも揶揄される東京大学進学振り分け。読者の皆さんの中にも、思うように情報を得られず苦戦した人もいるのではないでしょうか。
今回は、この「進学振り分け」をくぐり抜けた東大3・4年生以上の皆さんから多数アンケートを頂きました。進学した理由は何か、進学後何をしているのか、など、普段では得られないような生の声を多数特集します。これから進振りを向かえる東大前期課程の皆さん、既に進学した皆さんの他、「実際あの学部ってどうなの?」って思っている他大学の皆さん、是非今回の記事を見ていって下さい。
今回は、ヒッグス粒子発見に貢献するなど、名高い研究者を多数抱える、理学部の紹介です。
理学部
- 有史以来、人類はこの世界をよりよく理解しようと
好奇心を元に真理に迫る活動を行ってきました。
東京大学理学部・理学系研究科は、
自然の本質に迫り、人類の智の先端を切り開いています。
ノーベル賞受賞者、フィールズ賞受賞者を輩出する
本学部・専攻は研究の世界はもちろん、
社会で幅広く活躍する基礎力を持つ人材を育成しています。
(引用元:http://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/overview/)
研究に没頭! 拘束の少ない充実の日々
進学理由
満足度
「やりたい勉強ができる」ことを進学理由として挙げた方が、なんと回答者の8割を占めています。進学者の多くが研究への高い意欲を持っていることがわかりますね。また忙しさはあまりないとのこと。好きな研究に没頭できる環境が整えられていることがうかがえ、それが高い満足度・充実度につながっているようです。しかし一方で「想像との差」も大きいようで、進学してからの日々は予想とは少し違ったものになるのかもしれません。
まとめ
一口に理学部といっても、微小な原子を扱う化学科から壮大な宇宙を対象とする天文学科まで、その研究分野のスケールは本当に幅広い!それでも共通して言えることは、理学部生は毎日やりたい研究を思う存分できているということでしょうか。「真理に迫る」活動をするためには申し分ない環境が、そこにはあるようです。
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- 記事執筆:tkkv
- 都内の理学系の大学院生です。
研究活動の傍ら、陸上部に所属して長距離走に取り組んでいます。
箱根駅伝に出場することが目標です!