理系の慶應大生にとって価値のあった授業を一挙ご紹介!
せっかく履修をするなら、受講する価値のある授業をとりたいと思う人は多いでしょう。しかし、数多くの授業の中でも受講する価値のあるものとは、どういった授業なのでしょうか?勿論受講価値の重点をどこに置くかは、人それぞれかもしれませんが、複数の人が価値を見出す授業が存在するのも確かです。そこで、今回は理系の慶應大生にとって受講価値が高かった授業はどんなものだったのか、皆さんの意見をご紹介していきます。
1. 最先端の知識が身に付く
【生物学論理】
毎週講師が変わる授業で、一回で1テーマを扱っていた。研究している人が殆どで、最新の科学を知ることができた。自分の将来を考える上で凄く参考になったと思う。
(慶應義塾大学 薬学部薬学科 3年生 / 女性)
【物性科学】
この授業はすでに知られている知識を生徒に与えるのではなく、研究での発見などを担当教授以外の人も呼んで教えてくれるため、最先端知識がみにつきとてもよかった。
(慶應義塾大学 理工学部 1年生 / 男性)
【現代化学概論】
毎回異なる教授が自分の研究について熱く語ってくれる。毎回即レポなど大変だったが、物理系に進む自分でも視野が広がったと思う。
(慶應義塾大学 理工学部 1年生 / 男性)
一人の教授が授業をするのではなく、様々な教授が自分の研究について講義をしたり、研究の第一人者を呼んできたり、といった構成の授業は、受講価値が高いと考える人が多いようです。様々な分野の専門家の講義を聞くことができるため、最新の科学知識を得られるということが大きな魅力です。科学は日々進歩している学問ですから、最新の知識を得られる機会というのは非常に重要ですね。
2. 主体的な授業
【総合教育セミナー(少人数でプレゼンなどの機会を重視する授業。私は言語脳科学がテーマの授業を取りました。)】
大学以降はこれまでに比べてますますプレゼンをする機会が増えると考えられるので、授業の一環としてプレゼンのやり方や効率的なプレゼンの作り方、発表の仕方を学べるのはとても良い経験になると感じた。
(慶應義塾大学 理工学部 1年生 / 女性)
【総合教育セミナー 理系のための日本語教室】
理系を対象として,文章の書き方やプレゼンの仕方を教えて頂ける授業でした.毎週課題が出され,最初は身近なものがテーマに,徐々にステップアップしていって,最終課題は実際の慶応理工の卒論要旨の形式で自分の選んだテーマで調べた内容を書くものでした.それぞれの課題について先生が丁寧に添削してくださり,理系用の文章のコツを掴んでクセにできたと思います.
(慶應義塾大学 理工学部機械工学科 修士1年生 / 女性)
【はじめてのロシア語】
受講人数が少なく、授業中に必ず2、3回指名されて答えなければならないので授業中に集中するのはもちろん、授業時間外でもしっかりと復習しなければならず負担は大きかった。しかしその負担が大きい分、授業1回あたりの質が高く充実していると思えた。
(慶應義塾大学 理工学部電子工学科 2年生 / 男性)
プレゼンや討論をする機会が設けられていたり、先生による添削があったり、といった、参加型の授業に受講価値を置いている人も少なからずいました。主体的に参加することが求められるているような授業で身につく知識は、なかなか自学自習で補うことができるタイプのものではないので、貴重な学習機会であるようです。
3. 成績評価方法が合っている
【倫理学Ⅰ 佐藤真之】
出席がなく、テスト一発での評価。テストも論述形式ではあるが、文章をだらだら書く人は単位がBしかこず、絵やマンガやレタリングで個性的に表現した人の方がAがくるようになっており大変私向きであったため。
(慶應義塾大学 理工学部応用化学科 4年生 / 女性)
【心理学】
できるだけ単位がとりやすく、宿題がなく、らくなものであることも成績評価が明確なうちの一つ。
(慶應義塾大学 理工学部機械工学科 2年生 / 男性)
授業内容だけではなく、単位がとりやすいかどうかということも履修の際には重要なことです。成績の評価方法が自分に合ったものであれば、最低限度の努力で最大の効果を得ることができるので、「お得」な授業であるといえますね。しかし、単位のとりやすさは、人によって異なる場合もあるので、注意する必要がありそうです。
まとめ
以上、理系の慶應大生が受講して良かったと感じる授業がどんなものか、紹介してきました。まずは、最新の知識が学べるオムニバス形式の授業の人気が高かったですね。科学は日々進歩していますから、最新の知識を得られる機会は貴重だといえるでしょう。他には、プレゼンや討論など、自分も主体的に参加しなければならない授業を挙げている人たちもいました。参加型であるだけに負担は大きいけれど、その分実力もつく、という声が多かったです。しかし、そんなヘビーな授業ばかりだと単位を取るのが大変ですから、自分にとって単位がとりやすい授業を一緒にとっておくことも忘れてはいけませんね。今回の特集は、慶應生に限らず多くの人にとって有用なので、(まだ気が早いかもしれませんが)次の学期の履修決めの際に参考にしてみてはいかがでしょう?
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- 記事執筆:Dolce
勉強嫌いなのに法曹を目指している法学部生です。
スイーツやパンの食べ歩きが趣味ですが、栄養が偏りがちなのが、悩みの種です。