- バイトあれこれ
- 2025/08/18

「人を見る力」と「信頼」。学習メンターで見つけた、もう一つの居場所
今回の記事では、現役の学習メンターとして活躍している大屋結莉さん(東京外国語大学4年生)に、学習メンターだからこそできることや、その魅力についてお話を伺いました。
「人を見る力」で、生徒の心に寄り添う
まずは、大屋さんご自身の専攻についてお聞きしたいと思います。
高校2年生の時に参加した模擬国連がきっかけで、全く知らない世界があることを知りました。せっかく学ぶなら、とアフリカ地域を専攻することに決めたんです。今はアフリカの農業や農作物の加工について学んでいます。
学習メンターを始めたきっかけは何ですか?
友達からの勧めです。元々教育関係のアルバイトに興味があったので、話を聞いて楽しそうだと感じ、応募しました。
実際に働いてみて、応募当初のイメージとの違いはありましたか?
生徒さんとの距離が近いことは想像していましたが、想像以上でした。特に、受験直前の精神的なプレッシャーが大きい時期に、すごく頼りにされていると感じることがありました。今一緒に働いているメンターの中には、以前サポートしていた生徒さんもいるんですよ。
メンターとして、勤務の中で大事にされていることは何ですか?
一人ひとりの生徒と向き合うことを一番心がけています。大学の弓道部で主将をしていた経験から、周りをよく見るように意識してきました。その経験を活かして、困っていそうな子や、相談事がありそうな子がいないか、毎回注意深く見るようにしています。
「逃げずに挑戦」を伝える伴走者
印象に残っている具体的なエピソードがあれば教えてください。
声をかけ続けてきた結果、ある高校3年生の生徒は私がいない曜日でも「次の曜日に大屋さんと面談がしたい」と、他のメンターに声をかけてくれるようになりました。また、何か困ったことがあった時に「ちょっと話を聞いてほしい」とすぐに相談してくれるようになったんです。こうした信頼関係は、これまでの積極的な声かけの積み重ねのおかげだと思っています。
メンターとして特に嬉しかったことや、心に残っている出来事はありますか?
英語に関する指導です。私自身も英語に苦労してきた経験があるので、苦手意識を持つ生徒さんの気持ちがよくわかります。そんな生徒さんたちに「苦手科目から逃げずに挑戦してほしい」という気持ちを持ちながら声をかけ続けてきました。
特に嬉しかったのは、高校1年生の時から指導してきた生徒さんが、高校3年生になって「英語へのモチベーションが上がった」と言ってくれたことです。自分で単語帳を作ったり、「やってきたことを見てほしい」と声をかけてくれる姿を見ると、本当に嬉しくなります。
生徒・先生・メンターの「想い」をつなぐ
これまでのメンター経験の中で、特に苦労したことは何ですか?
生徒さんと先生方、そして私たちメンターの間にある考えや意見を調整することです。先生方には「生徒に志望校に合格してほしい」という想いがあり、私たちにもそれぞれ想いがありますが、それが時に生徒さんにとってプレッシャーになることもあります。
そのような課題に対して、何か工夫や取り組みはされましたか?
毎週金曜日に先生方と話す時間を設けるようにしました。この時間を使って、生徒さんの状況を共有したり、先生方の考えをメンターに伝えるようにしています。そうすることで、それぞれの立場の想いをうまくつなげられるのではないかと思っています。
あなたの「経験」が生徒の未来を拓く
大屋さんのインタビュー、いかがでしたか?
学習メンターの仕事は、あなたの経験や知識を活かし、生徒一人ひとりの「人生の先輩」として、その可能性を広げるやりがいのある仕事です。空いた時間を有効活用できるのも大きな魅力です。
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