- バイトあれこれ
- 2025/08/18

「勉強は、あきらめない心」。慶應義塾大生が語る、生徒の成長と信頼関係
今回の記事では、現役の学習メンターで学校リーダーを務めている内藤彪晶さん(慶應義塾大学大学院在籍)に、学習メンターという仕事の魅力や、チームでの活動についてお話を伺いました。
「勉強の先輩」として生徒に寄り添う
学習メンターとして働き始めたのはいつ頃ですか?
2022年3月です。生徒の学習サポートや指導、進路相談などを通じて、生徒の成長に貢献できることにやりがいを感じています。
実際にメンターとして働いてみて、何か感じたことはありますか?
学習メンターは、先生や塾講師よりも生徒に近い立場で関われる「勉強の先輩」だと感じています。勉強だけでなく、進路の相談にも乗ることが多く、生徒と対話する中で、その成長を間近で実感できるのが嬉しいですね。
チームで動くからこそ、大きな達成感がある
メンター同士の交流にも力を入れているそうですね。
はい。私たちは一つのチームだと考えているので、メンター同士の連携も大切にしています。これまで誕生日会や反省会なども行ってきました。
大学ではドイツ文学を専攻されているそうですが、研究内容を教えてください。
戦前に日本語に翻訳されたドイツ文学作品について研究しています。西洋文化を知らなかった当時の日本人が、どうやってドイツの童話を理解したのかを研究しています。
音楽にも情熱を注いでいたと伺いました。
はい、高校時代はトロンボーン奏者を目指していました。コンクールで思うような結果が出ず、進路を慶應義塾大学にシフトしましたが、今でも音楽活動は続けています。
被災地の中高生とオーケストラ活動をしたり、多くの人と作品を作る経験は、一人では得られない達成感を教えてくれました。この経験から、チームで協力して何かを成し遂げることの大切さを学びました。
生徒の「居場所」を作り、未来を育む
メンターとして活動する中で、印象に残っている生徒さんはいますか?
2人います。1人目は、テストで成績トップを取った生徒さんです。最初は受け身な姿勢でしたが、一緒に計画を立てて勉強を続けた結果、成績が上がりました。諦めずに勉強を続ける大切さを伝えられて嬉しかったです。
2人目は、メンタールームを自分の居場所にしてくれた生徒さんです。最初は私たちと話すことを目的に来てくれていましたが、様々なメンターと話すうちに、勉強が楽しいと思ってくれたようです。今では、成績にも良い影響が出ていると、保護者の方や先生方にも評価していただいています。
勤務で他に意識していることはありますか?
学校との信頼関係です。生徒の指導を任せていただいているので、責任ある行動を心がけています。先生方への挨拶を徹底したり、些細なことでもメンタールームで起きたことは報告するようにしています。
あなたの「経験」が生徒の未来を拓く
内藤さんのインタビュー、いかがでしたか?
学習メンターの仕事は、あなたの経験や知識を活かし、生徒一人ひとりの「人生の先輩」として、その可能性を広げるやりがいのある仕事です。空いた時間を有効活用できるのも大きな魅力です。
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