- バイトあれこれ
- 2025/08/19

東大大学院生が語る、探究メンターは「知的好奇心を一緒に面白がる」存在
今回の記事では、探究メンターとして活躍されているH.M.さん(東京大学大学院在籍)に、ご自身の経験や、探究メンターとして意識していることをお聞きしました。
「探究」とは、ひらめきを形にするプロセス
まずは、大学院で研究されていることを教えてください。
自然人類学を研究しています。ヒトを生物と捉え、その進化や変化の過程を科学的に研究する学問です。遺伝子データの調査を専門とし、過去に生きていた人の特徴や、なぜその特徴が生まれたのかを考えています。
探究メンターになったきっかけは?
もともと学習メンターをしていましたが、探究メンターの方でも働かないかとオファーを受け、働き始めました。
探究メンターにはどのようなイメージを抱いていましたか?
高校時代に経験した課題研究の先生役、相談役というイメージでした。現在は、医学部志望の生徒さんに特化したプログラムを担当しています。
「面白いね!」の一言が、探究の第一歩
メンタリングで大切にしていることを教えてください。
生徒さんの興味に共感し、「面白いね!」と伝えることを心がけています。
生徒さんにとって、自分が面白いと思っていることを肯定してくれる誰かがいることは、とても大事です。探究の第一歩は、自分の興味に自信を持つことだと思います。だから、特に探究の前半では、生徒さんの関心や面白さに、私も共感していることを積極的に伝えるようにしています。
生徒さんが持つ興味を大切にするのは、なぜですか?
過去に、自分がそうしてもらった経験があるからです。大学院での研究でも、指導教官や他の研究者に自分の研究を「面白い」と言ってもらえることが、とても励みになっています。その経験が、今の私のメンタリングの方針になっています。
また、私自身、高校時代にテーマ決めで苦労した経験があります。興味はたくさんあるけれど、研究可能なテーマに落とし込むのが難しかったんです。その経験から、メンターとしてテーマ決めをサポートする際には、自分が持っているノウハウや、探究の切り口を共有して、生徒さんの苦しさを少しでも和らげられたらと思っています。
チームで強みを持ち寄り、生徒の探究をサポート
プログラム内でのご自身の専門性の活かし方について教えてください。
私の専攻である生物学の知識を用いて、医学部専攻のメンターとはまた違った視点で生徒さんをサポートできることだと思っています。
例えば、医学部メンターが治療や予防の視点でサポートするなら、私は疾患に潜む背景や仕組みを明らかにするという視点からサポートできます。それぞれのメンターが、自分の知識や視点を持ち寄って生徒さんの探究に関わることが、とても有意義なことだと思っています。
あなたの「経験」が生徒の未来を拓く
H.M.さんのインタビュー、いかがでしたか?
探究メンターの仕事は、あなたの経験や知識を活かし、生徒一人ひとりの「人生の先輩」として、その可能性を広げるやりがいのある仕事です。オンラインでの勤務や、空いた時間を有効活用できるのも大きな魅力です。
ご興味をお持ちいただけた方は、ぜひ下記から詳細をご覧ください。あなたからのご応募をお待ちしています!
探究メンターの募集要項
- ◎勤務地
オンラインのため勤務場所は問いません!全国どこからでもOK
※一部、学校実施のプログラムもあります。
◎勤務時間
週1・1時間から勤務OK!
レギュラーシフト無し!
※毎月公開される勤務案件に対して、ご自身の都合に合わせて勤務が可能です。
◎給与
・時給1,530円~
※交通費全額支給
※昇給あり- ◎応募条件
- ・4月時点で大学もしくは大学院に所属している方