アルバイトの経験をアピールする方法とは
学生時代に多くの時間を捧げた、という人も多いアルバイト。いざ就活を迎え、アルバイト経験をアピールしたいと思っても、どこに焦点を当てれば良いのかわからない……という方も少なくないのでは?また、「就活はまだまだ先のこと!」という1年生や2年生にとっても、現在自分がやっているアルバイトは今後どう活きてくるのか、知っておいて損はないでしょう。今回は、チューターアルバイトをやっていた先輩たちに、就活にも役だったアルバイトでの収穫を調査しました。では、さっそく見ていきましょう!
1. 人前で話すことが得意になった!
人の前で話すということに慣れ、面接などで物怖じせずに話すことができるようになりました。
(早稲田大学 文化構想学部 4年生 / 男性)
たくさんの人のまえに立ってプレゼンテーションをする練習になった。人前で話す時に緊張しなくなったし、論理立てて人に物事を説明することが得意になった。
(慶應義塾大学 商学部 4年生 / 男性)
チューターバイトの仕事には、多くの生徒さんがいる教室の前で話すことや、保護者の方も交えて面談をすることもあります。そのため、人前で話すことにも慣れ、コミュニケーション能力も身に付くでしょう。初めは、声が小さくなってしまったり、緊張してしまうことは当然です。しかし、何度か行うことで、自然とリラックスした状態で人前で話せるようになるはずです!これは就活の面接にも直結しそうですね!
2. 社会人の方との接し方を学べた!
保護者の方や生徒と接する中で、言葉遣いや礼儀を学んだ。OB訪問や面接で、そつなく話す事が出来た。
(学習院大学 法学部 4年生 / 女性)
生徒の保護者と面談をする機会が定期的にあり、そこで、初対面の相手にも物怖じしない姿勢や説明能力、社会人との接し方等が学べたと思います。
(早稲田大学 文化構想学部 4年生 / 女性)
多くの就活生が不安に感じるのは、やはり敬語などの基本的なマナー。チューターのバイトは社員の方や保護者の方とお話する機会がほとんど毎回あります。そのため、社会に出たときにも通用する敬語や礼儀も学ぶことが出来ます。また、初対面の人と話すのは緊張してしまう人見知りの方も、チューターバイトをやっていくうちに慣れること間違いなしです。もちろん同じ大学生のチューターさんや、生徒さんたちともお話できるので、固い雰囲気でなく、楽しく働けるのではないかと思います!
3. 物事を分析する力が身についた!
お客様(生徒・保護者)ありきの職種なので、いかにその顧客に満足してもらえるか、ということを日常的に考えながらアルバイトをしていたことが、結果的に「相手のニーズに合わせた対応を考えられる人間」という自分の強みになり就活でも役に立ちました。
(慶應義塾大学 経済学部 4年生 / 男性)
生徒の現状を把握し、その生徒の力等を加味しながらどのようにしたら効率的に学力の向上を図ることができるかを分析する力が役に立ったと思う。この力によって、志望する会社の現状を把握し、自分ならどのようにするかを考えることができた。
(東京大学 文学部 4年生 / 男性)
なるほど~!と言いたくなるような意見も寄せられました。このような点でも、就活とアルバイトの共通点が見られるのですね。チューターバイトは、生徒さんや保護者の方のニーズに応えるためには何をアドバイスすれば良いか、を考えなくてはなりません。このように考える習慣が身に付くことで、就活だけにとどまらず、今後の人生においても他の人より一歩進んだ思考ができるようになるでしょう。チューターバイトを通して得られることは、たくさんありそうですね。
まとめ
今回紹介した以外にも、就活に役立ったチューターアルバイトでのエピソードは多数寄せられました。生徒さんとも、保護者の方とも、社員さんとも関わることのできるチューターアルバイト。その分、収穫も多くあるようです。「自分が主体となって何をしたか」、「アルバイト経験を通してどう成長し、何を得たか」、「辛かった経験をどう捉え、どのように対処したか」。これらを考えていくことで自然と自分のアピールポイントが見つかるはずです。もちろん就活がゴールではありませんが、今後の人生における自分の強みを探すのは学生時代にしておくべきではないか、と思います。
関連リンク
【チューター】成長の第一歩!バイトを通じて気付いたこと3選
【チューター】どやっ!バイトと大学生活を両立できました
- 記事執筆:柄川
- 首都圏某大学の経済学部に在籍する大学生です。
- 毎日、埼玉県からはるばる通学しています。
1限のある日はとても辛いです。