ずっと続けられるのが理想だけど……
皆さんは、バイトをやめたこと、ありますか?おそらく、バイトを今までやったことがない、初バイトを最近始めた、という方以外は退職の経験があるのではないでしょうか。本当なら、卒業など必然的な理由を除き、できるだけ長く続けられるのがベスト。しかしながら、やはり途中でバイトをやめてしまったと言う人は多いようです。では退職した人の理由はどのようなものなのでしょうか。
私たちがバイトを辞めた理由
退職理由No.1は雰囲気の悪さ!
様々な理由があるようですが、職場の雰囲気が原因という声が一位。続いて、給料、時間・精神・体力的負担などが理由として挙げられるようです。では、それぞれの理由ごとに実際の読者から寄せられたコメントを見ていきましょう。
実際の声
1位:職場の雰囲気が悪い
『女の世界』という感じで、ネチネチとしていて働きにくかった。休憩室では彼氏や男の悪口ばかりで、聞いているだけで不快だった。
(明治学院大学 心理学部 4年生 / 女性)
気持ちよく働ける職場環境であるかどうかは、重要です。職場が和気藹々としていれば、仕事に対するモチベーションも維持しやすいですよね。職場の人間関係がぎすぎすしていて、雰囲気が悪いのは精神的にきついかもしれません。
2位:給料が低い
そのアルバイトの仲間の中では一、二の古株になって、様々な仕事を任されるようになったにも関わらず、新入りのアルバイトさんのほうが時給が高かったこと。あんまり店長に好かれてなかったのか、理由はよくわかりませんが、あほらしくなってやめました。
(早稲田大学 政治経済学部 3年生 / 女性)
次に多かったのが、やはりシビアなお金の問題。時給が高いと、モチベーションも高くなりますよね。しかし、「バイト=お金を稼ぐだけのもの」とも言い切れません。お金にはかえられない貴重な経験ができる場でもあります。
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3位:仕事の負担が大きい
初めてのアルバイト先は飲食店のキッチンでしたが、思った以上に体力を使う仕事が多く、女子の私は役に立たないことが多くありました。また、急いで料理をつくることもあったので、腕に火傷などの怪我を負うことがありました。
(東京家政大学 家政学部 1年生 / 女性)
体力的・精神的に仕事が負担、という理由が三位にランクインしました。しかし、お金を稼ぐ以上、楽な仕事というのは存在しないかもしれません。少なからず、みんな困難を抱えながらも、バイトに励んでいるようです。
3位&4位:時間的問題
資格試験を始めて、バイトに時間を割いている場合ではなくなった。勤務時間に含まれない準備や片づけの時間が多く、わりにあわない。
(慶應義塾大学 法学部 2年生 / 女性)
バイトによる拘束時間が自分のライフスタイルと合わなくなって辞めた、という人も多数いました。「拘束時間が少ない=良いバイト」では決してありませんし、むしろ時間をかける仕事ほどやりがいがあると言えます。しかし、資格取得など、自分にとって重要な目標の障害となるような場合は、バイトが負担になるかもしれません。
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5位:他に良い条件のバイトが見つかった
初めてしたアルバイトは、ある個別指導塾の講師でした。見かけの時給は悪くなかったのですが、「今日はこんなことをして、ここが初めできなくて、授業によってそれがこんなに改善されました」というような生徒の報告カードを書くといった、付帯業務がとにかく多く、実際は1000円を切るような時給でした。今ではより良い条件の塾講師アルバイトを見つけ、そちらを続けています。
(東京外国語大学 外国語学部 2年生 / 女性)
今の仕事がとりわけ不満ではないけど、より良い条件を見つけたので……という理由が5位にランクイン。 やはり同じ職業で待遇が良い案件を見つけてしまうと、今のバイトがちょっと損に思えてきたりします。バイト探しの段階で、なるべく多くの案件を比較することをおすすめします。
6位:仕事がつまらない
採点関連のバイトをはじめたのですが、ひたすら紙に向かって仕事をするということにやりがいを感じることができずにやめました。時給は悪くありませんでしたが、人と直接する仕事の方が自分に合っていると思いました。
(東京大学 教養学部文科二類 2年生 / 女性)
ある人にとっては楽しいバイトも、違う人にとっては退屈で仕方がない、ということも。このバイトだからダメ、というのではなく、自分が楽しくやりがいを見いだせるバイトを、自身で見つけることが大切です。
7位:勤務地が遠い
おしゃれな場所にしたく、それは実現しましたが、家から遠く、効率が悪いということでやめました。お金以上に時間は大切です。あと、高そうなおしゃれレストランでしたが、裏はそんなに良いものではなかったです。
(慶應義塾大学 商学部 1年生 / 男性)
バイトを始める前は、「遠くてもここなら頑張れる!」と意気込みがち。ですが、予想以上に通勤時間は苦痛なものです。やはり、勤務地が近いに越したことはないよう。
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本質は働いてみないと分からない!しかし、事前のリサーチも重要。
いかがでしたか?上で紹介した以外にも、色々と人それぞれ退職理由があるようです。やはり、ある程度働いてみないと、労働環境や自分に合ったバイトかどうかは分からないもの。しかしながら、事前にリサーチを重ねることで、ある程度バイトの雰囲気をつかむことはできます。同じ職業でも、お店や場所によって待遇・人間関係・働きやすさなどは千差万別。「この職業だから○○」と決めつけないで、しっかりと事前リサーチし、長く続けられる天職と出会ってくださいね。また、苦痛を感じても、すぐに「やーめた!」と退職してはもったいない場合もあります。何か成果を得るには、多少の苦労はつきものです。t-news読者の多くは、苦労をしつつもバイトを続け、頑張っているようでした。勤労学生諸君、ファイト!
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調査期間: 2012/12/19~2012/12/28 調査方法: WEBアンケート 調査対象: 現役大学生558人 居住形態: 1人暮らし・寮(39%)実家(59%)その他(2%) 性別内訳: 男性(49%)女性(51%) 学年別内訳: 1年生(36%)2年生(26%)3年生(16%)4年生(22%) 大学内訳: 東京大学(30%)慶應義塾大学(15%)早稲田大学(13%)その他(42%) |
- 記事執筆:下川
- t-newsで学生スタッフとして記事を書いています!
- 神奈川県の田舎キャンパスに通う、某大学2年生です。
- 最近麻雀を覚えました!