• バイトあれこれ
  • 2013/07/09

【塾講師】手軽なバイト?塾講師の実情とは

はじめに

時給はアルバイトを選ぶ際に考慮すべき重要な要素です。大学生になって、多くの大学生にとって、バイトを始めようかと考えたとき、1番最初に思いつくのが塾講師でしょう。塾講師はほかのバイトに比べて時給も高く、肉体労働でもないので、手軽なバイトだと考えている人が多いようですが、実際はどうなのでしょうか。

塾講師の実情

1. 給料のあれこれ

塾講師は、一般的に時給がいいと思い、最初のバイトとして選びました。しかし、教材の準備や、報告書など、時間外にしなければならない仕事が多く、それを含めて考えると時給はあまり高くない気がしました。また、生徒第一なので、融通はききません。
(早稲田大学 法学部 3年生 / 女性)
生徒の都合もあるので、月に何コマも入れられるわけではなく、トータルで見たときの給料は安いです。  ガッツリ稼ぎたいなら、飲食店などの長時間勤務ができるところがよいと思います。(東京大学 教養学部理科二類 1年生 / 男性)
私は塾講師をやっていましたが、講習の時期は非常に多く稼ぐことができました。夏期講習中は夏休みの時期だったので、毎日長時間シフトに入ることができました。もちろん大変ですが、10日くらい入るだけでも十分に稼ぐことができます。しっかりと貯金することができました。
(東京大学 教養学部文科三類 1年生 / 男性)

塾講師のバイトを始める決め手がやはり時給の高さになった人も多いようです。しかし、前後の予習や片付け、報告書の記入などの仕事には時給が出ない場合が多いようです。また、コマ数も決まっているので月収は思ったよりも低いという声が多く聞かれました。一方で講習の時期は需要が高まり、自分も長期休暇に入っているため、かなり稼げるようです。長期休暇に一気に稼ぎたいという人にはおすすめですね。

2. 生徒と一緒に成長する

塾講師は、分からない生徒の分からない部分がどこなのかということに気づいてあげないと、その子の成績を上げることができません。なので、人の気持ちを分かるように心がけるようになり、人当たりが良くなった気がします。 
(東京大学 工学部 3年生 / 男性)
塾講師は時給換算すると決してオイシイバイトではありませんが、仕事を通じて自分のスキルを高めることが出来る職業だと思います。自分の場合、人に説明をするのが上手くなりました。この力は大学のプレゼンの発表で役立ってますし、塾講師だからこそ身に着けられるものだとも思っています。
(慶應義塾大学 経済学部 2年生 / 男性)
自分がわかっていることを生徒に分かりやすく教えることの難しさを知りました。また、保護者の方との三者面談はいい経験になりました。 
(東京大学 教育学部 3年生 / 女性)

人に教えるということにやりがいや達成感を感じる人が多いようです。また、いやでも話さなければならない環境なので、話すことに慣れます。塾講師は小学生と高校生相手で使う言葉を変えたり、生徒によって説き方を変えたりと、とっさの臨機応変さが求められます。さらに、保護者という立場の大人と接する数少ない機会なので、保護者との話し方も学べます。

まとめ

塾講師の実情、いかがでしたか。時給が高いにはやはりそれなりの理由があるようですね。しかしながら、小学生から高校生までの生徒や、その保護者などさまざまな年齢、立場の人と話すことに慣れることができるのは塾講師ならではなのではないでしょうか。大学生活をより充実したものにするためにも、内情をよく知ってから後悔の無いようにバイトを決めたいものですね。

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  • 記事執筆:ミリ
    スポーツ大好きな理系の女子大学生。
    今はテニスとレポートに明け暮れる毎日。
    2年生になって理系の大変さが身にしみてきました…