はじめに
「このバイトに決めた!」そのバイト、どこでやろうとしていますか?「バイト終わってすぐ帰れるから自宅近くで!」…それで大丈夫ですか?「講義の合間にバイトしたいから大学近くで!」…ホントにそうしますか?「じゃあ間をとって通学途中で!」…それでいいんですか?
今回はそんな迷えるあなたのために、それぞれの勤務地を経験した方の声を元に、メリット・デメリットをご紹介します!
現役大学生のバイト先の実態はコレだ!
先日t-newsでは「バイト先の勤務地に関するアンケート調査」を実施。その結果、以下のような結果になりました。
アンケート調査の結果、最も多かったのが自宅周辺のバイト!大学周辺のバイトが最も少なかったのは意外な結果でした。自宅周辺か大学周辺かで迷った結果、間をとって通学途中にした人もいるかも?
実録!これが勤務地に対する本音だ!
それぞれのメリット・デメリットを、職種とともにご紹介します!
自宅近く
メリット
「家庭教師は1回で働ける時間が短いので、通勤時間の割合が大きくなってしまう。 自宅近くだと通勤時間を短くできる」
【家庭教師】
「勤務地を自宅付近にした方が夏休みや春休みなど大学に行かない時期にも楽に出勤でき、遅い時間に退勤しても終電などを気にする必要がない」
【塾講師、カフェ】
デメリット
「昼に用事があって夜にバイトがある時、早めに地元まで帰ってこなくてはいけないこと」
【和食レストラン】
「バイト以外の日に生徒に会い気まずい。近所の方に自分の評判が広まるから下手に手を抜けない」
【塾講師】
自宅近くでのバイトは、休みの日でも楽に出勤できることが魅力としてあげられます。その一方で、出先からバイト先までの移動時間や日常生活での素行など、バイト時間以外の過ごし方にも少し気を付けなければいけないようです。
大学近く
メリット
「平日の日中は大学にいることがほとんどだったので、授業終わってからすぐに出勤できる」
【居酒屋ホールスタッフ、塾講師】
「定期範囲内で通える」
【コールセンター】
デメリット
「学校に行かない日にも電車で向かわなければならなかった」
【塾講師】
「大学周辺だったものの定期券外だった上、交通費が1日500円しかおりないのでやや赤字だった」
【コンサートチケットもぎり】
大学近くのバイトの強みは、なんといっても授業後すぐに出勤でき、定期範囲内なら交通費がゼロ!しかし、定期範囲外の場合は支給交通費を上回って赤字になってしまったり、休みの日も大学方面まで電車に乗って出勤しなければならなかったりという弱みも見られました。
通学途中
メリット
「バイトの終了時刻を考えると、自宅から近い方が帰りやすいこと、また、大学の帰りに通うことを考えると、通学途中は便利な位置」
【輸入食品店】
「乗り換え駅で、自宅からも通いやすく、大学終わりにも行きやすい」
【チューター】
デメリット
「大学の授業が長引いて、バイトの時間に間に合わず、塾の他のスタッフや生徒に迷惑をかけてしまったことがある。また、バイト時間の確保のため、6限や7限の授業が取りにくかった」
【塾講師】
「自宅からも大学からも遠く、往復の移動時間がかかった」
【イベント受付】
通学途中のバイトの一番の魅力は、自宅からも大学からも行きやすいということ。ただ裏を返すと、バイト先までの移動時間がかかってしまうため、講義が延長するとバイトに遅刻してしまったり、遅い時間の講義を履修しづらかったりという難点もありました。
まとめ
いかがでしたか?「何のバイトをするか」と同じくらい迷うのが、「どこでバイトをするか」。私自身は、迷った結果、通学途中と自宅近くで2つのバイトを経験しました。勤務地選びに迷ったからこそ、それぞれの長所・短所を理解した上で、同じバイトを4年間続けることができました。みなさんもそれぞれのメリット・デメリットを踏まえて、自分に合ったバイトを探してみてください!

神奈川県出身。現在、慶應義塾大学商学部に在籍中。2015年12月からt-newsWebライターとして活動しています。大学では経済学を勉強中です。
スポーツから芸術まで幅広く興味があり、猫が大好きです。よろしくお願いします。