- 2015/06/17
【ねぶたや祇園祭も!】目指せ、日本全国制覇!留学生に行ってほしい日本の伝統的な夏祭り12選
募集期間 | 2016/06/17(金)〜 |
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はじめに
日本で過ごされる予定のみなさん、バイト以外の予定も決めていますか?
学生生活の中の夏休みは意外と長いもの。留学生のみなさんの中には、母国へ帰国されるかたもいらっしゃると思いますが、日本で過ごすかたも少なくないと思います。
そんな今年の夏を日本で過ごす留学生のみなさん、今年の夏はぜひ、日本の文化に触れてみてください! 日本の夏は全国でお祭りが盛んにおこなわれる季節。この記事では、北海道から沖縄までを通して「留学生に一度は行ってほしい日本の伝統的なお祭り」をご紹介します。
これから旅行などの予定を立てるかたはぜひ参考にしてみてください!
※各お祭り情報に、お祭り公式サイトのURLを掲載しています。現時点で詳細未定のお祭りもあります。必ず確認をしてからお祭り参加の予定を立ててくださいね。
*目次*
北海道地方のお祭り
さっぽろ夏祭り(北海道)
Photo by MIKI Yoshihito
約13000席が用意される、国内最大級のビアガーデンが大名物のさっぽろ夏祭り。今年で63回目の開催を迎えるお祭りです。
毎年100万人以上が訪れるというこのお祭りには、ビアガーデンだけでなく盆踊りイベントなど、日本文化を味わってもらえるイベントも満載です!
【開催日程】
2016年7月20日~8月17日
【おすすめポイント】
最終日の8月17日には仮装コンクールが開催される予定です。事前に申し込みをすることで参加も可能! 公式ページから申込書をダウンロードし、期限までに直接持参するか電話をすることで申し込みができます。
【お祭り公式情報】
・第63回さっぽろ夏まつり公式サイト
・仮装コンクール参加申し込みについて(※2015年度の申し込み概要ページです。)
東北地方のお祭り
青森ねぶた祭り(青森県)
Photo by Photocon Japan
青森ねぶた祭りといえば、伝統ある東北三大祭りの一つ。
「ラッセーラー」の掛け声が特徴的です。このお祭りのメインとなる「ねぶた」は高さ5m、幅9m、奥行き7m、重さ4t。これだけの迫力を持ちつつも、すべて紙でできており、そのまばゆい光の明るさはまるで燃えているかのように見えます。感動的な一夜になること間違いありません。
【開催日程】
2016年8月2日~8月7日
【おすすめポイント】
公式サイトからミニ金魚ねぶた作成ファイルがダウンロードできます。また、青森ねぶた祭りに並んで有名なお祭りがもう一つ! 「弘前ねぷた祭り」が、同じく青森県の弘前市で行われます。今年度は日程も同じなので、両方に行ける旅行日程を組むとよいかもしれませんね。
【お祭り公式情報】
・青森ねぶた公式サイト
仙台七夕祭り(宮城県)
Photo by Kakei.R
留学生のみなさんに中には、伊達政宗という名を聞いてピンとくる人もいるはず。日本の戦国時代を生きた武将です。
そんな伊達政宗が生きた時代から現在まで続く日本三大七夕祭りの1つ、仙台七夕祭りはとにかく夜が見どころ。光の幻想を楽しんでください。
【開催日程】
2016年8月6日~8月8日
【おすすめポイント】
おすすめは「瑞鳳殿七夕ナイト」。お祭り期間中だけ、伊達政宗を祀る瑞風殿が竹灯籠を用いてライトアップされとても美しいです。昼間はお祭りをしっかりと楽しみ、夜になったらぜひ訪れてみてください。
*七夕について(公式サイトより)
・七夕物語について
・七夕祭りの起こりについて
関東地方のお祭り
隅田川花火大会(東京都)
Photo by Yoichiro Uno
隅田川で毎年開催される、日本国内最大級の花火大会。
毎年約20000発の花火が打ち上げられます。夜空と水面の両方に映る花火のシンメトリーが感動的です。浴衣姿で、お友達や恋人と参加してみては?♡
【開催日程】
2016年7月30日(雨天の場合は中止)
【おすすめポイント】
実は、花火の形って一つだけじゃないのです! 花のような形に映るスターマイン、火花の方向がそれぞればらばらのポカ物など、名称もあります。公式サイトでは打ち上げ時の写真と一緒に名称が掲載されているのでぜひチェックしてみてくださいね!
【お祭り公式情報】
・隅田川花火大会公式サイト
浅草サンバカーニバル(東京都)
Photo by John Smith Fitzgerald
日本が誇る最大級のサンバコンテストです。
公式サイトでは「北半球最大のサンバカーニバルと申しあげても過言ではない質を誇ります。」と紹介されています。毎年約50万人の見物客が集うこのイベントで、夏の締めくくりをするのもいいかもしれません。
【開催日程】
2016年8月27日
【おすすめポイント】
初めて浅草を訪れる人は、ぜひ浅草寺や花屋敷(遊園地)にも足を運んでみましょう。日本の下町文化を十分に味わってみてください。
【お祭り公式情報】
・浅草サンバカーニバル公式サイト
中部地方のお祭り
越中八尾おわら風の盆(富山県)
Photo by tsuda
「おわら」とは富山県八尾市の伝統的な民謡『越中おわら』のこと。この300年の歴史をもつ民謡に沿って、地域ごとに特徴の違う盆踊りが見られます。
【開催日程】
前夜祭:2016年8月20日~8月30日
本祭:2016年9月1日~9月3日
【おすすめポイント】
町中に数千のぼんぼりが飾られ、夜になると町中が優しい光に包まれます。昼間は情緒ある町並みと盆踊り、夜は幻想的な光の世界と盆踊りの組み合わせをぜひ楽しんでください。昨年の北陸新幹線開通に伴い、東京からも旅行しやすくなっていますので、ぜひ今年の夏、訪れてみてください。
【お祭り公式情報】
・越中八尾おわら風の盆公式サイト
吉田の火祭り(山梨県)
Photo by Robbie Shade
吉田の火祭りは、なまはげ紫灯祭り(秋田県・2月)・御柱祭り(長野県・4~5月)と並んで日本三奇祭と呼ばれるお祭りです。富士山の鎮火祭(噴火を鎮めるための儀式)として北口本宮冨士浅間神社とその境内内にある諏訪神社で毎年行われています。
【開催日程】
2016年8月26日~8月27日
【おすすめポイント】
火に囲まれた熱い2日間を過ごしたら、ぜひさっぱりとした吉田名物「吉田のうどん」を食べてみてください。結婚式のシメでも食べられるというほど愛されているその味を、お試しあれ。
【お祭り公式情報】
・吉田の火祭り公式サイト
・富士吉田観光ガイド
近畿地方のお祭り
祇園祭(京都府)
Photo by Naoto_h
京都府八坂神社が催すお祭りとして、平安時代から現在にわたり1000年以上もの歴史があるお祭りです。天神祭(大阪府・6月下旬)・神田祭(東京都・5月中旬)と並んで日本三大祭りと称されます。
【開催日程】
2016年7月1日~7月31日
【おすすめポイント】
山鉾巡行(やまぼこじゅんこう)が最大の見どころ。前祭り(7月17日)に23種類、後祭(7月23日)に10種の山鉾が京都の町を巡行します。公式サイトに山鉾の名前と写真が載っていますので、どの山鉾かを見ながらお楽しみください!
【お祭り公式情報】
・祇園祭2016公式サイト
岸和田だんじり祭(大阪府)
Photo by MJY-shogun
300年の歴史を誇る豊作祈願を目的としたお祭り。だんじりとはお祭りの際に用いられる神様を載せた台車の呼び方で、台車の上に数人が乗り、それを数十名で引っ張り動かします。
【開催日程】
2016年9月18日、2016年10月9日
【おすすめポイント】
大きなだんじりが直角に方向転換する「やりまわし」と呼ばれるパフォーマンスの迫力がすごい!! YOUTUBEで動画が視聴できるので、ぜひチェックをしてみてください!YOUTUBEは岸和田だんじり祭りの公式サイトから視聴できます。
【お祭り公式情報】
・岸和田だんじり祭り
中国地方のお祭り
管弦祭(広島県)
Photo by 淳平 筈井
管弦祭は、世界遺産に登録されている広島県の厳島神社を舞台としたお祭りのことです。昔の日本には「管弦遊び」といって、貴族が池や川に船を浮かべて楽器を演奏する風潮がありました。これをまねて、厳島神社の神を祀ったといわれています。
【開催日程】
2016年7月20日
【おすすめポイント】
厳島神社のある宮島は、日本に来る外国人観光客に大人気のスポット。ここで行われる管弦祭の、夜の見どころとして「ちょうちん行列」があります。20時半からとやや時間は遅めですが、予約不要・無料で参加できるうえ、ちょうちんが記念にもらえます! 日本の夏の思い出として参加してみてはいかがでしょうか。
四国地方のお祭り
徳島阿波おどり(徳島県)
Photo by autan
日本三大盆踊りの一つとして有名な徳島阿波踊り。留学生のみなさんも、聞いたことがあるのではないでしょうか。東京都・高円寺や埼玉県・越谷などといった首都圏でも阿波踊りを体験できるお祭りがありますが、今年の夏はぜひ本場の雰囲気を感じてみてください。
【開催日程】
2016年8月12日~8月15日
【おすすめポイント】
お祭り当日、「にわか連」に加わることで、一般客も飛び入り参加で阿波踊りを踊ることができます。ぜひ一緒に、伝統・阿波踊りを踊ってマスターしましょう! また、その時に以下の歌詞を口ずさんで、阿波踊りの魅力を体全体で感じてみてください。
*歌詞:「踊る阿呆(あほう)に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々♪」
【徳島県のおすすめスポット♪】
トモノカイの徳島県出身社員さんから、徳島県のおすすめスポットを聞いてきました!阿波踊りを楽しんだら、こんなスポットにも足を運んでみましょう♪
●鳴門の渦潮
「見られる時間帯は決まっていますが、ダイナミックな渦潮が見られます! 鳴門大橋の下を通る「渦の道」のスケルトン床から見たり、観光船で渦の近くまで行って見ることもできます。中心街、空港からのアクセスも良いです。」
●祖谷のかずら橋
「祖谷峡というところにあるスリル満点のつり橋です。まさに秘境といわれる場所で絶景! ケーブルカーに乗って、谷底に降りて入れる温泉施設も近くにあり、自然を満喫できます。」
九州地方のお祭り
沖縄全島エイサー祭り(沖縄県)
Photo by Sea Crane
エイサーとは、「本土の盆踊りにあたる沖縄の伝統芸能のひとつ(公式サイトより)」です。地域ごとに特徴の違う踊りや演奏があり、見比べ甲斐のあるアツいお祭りです!
【開催日程】
2016年8月26日~8月28日
【おすすめポイント】
3日間にわたるお祭りですが、「全島エイサー祭り」と呼ばれるコンテストが行われるのは28日のみ。
沖縄全島から参加団体が集まり、それぞれのエイサーを披露します。また、例年2日目、3日目に花火大会も開催されています。
公式サイトで最新情報を確認し、花火大会を楽しむ準備もしましょう!
【お祭り公式サイト】
・沖縄全島エイサー祭り公式サイト
さいごに・・・
一度は行ってほしい日本の伝統的な夏祭り12選、いかがでしたでしょうか。トモノカイのアルバイトを通して訪れたことのある都道府県で行われているお祭りもあったかもしれませんね。
それぞれのお祭りに地域性が出ていたり、日中楽しめるものがあれば夜間が見どころのお祭りまで様々だったと思います。ぜひ気になるものがあれば、公式サイトから詳細情報を確認し、参加してみてください。期末試験を頑張って乗り越えて、素敵な夏休みを迎えましょう!
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都内女子大学に在学中。トモノカイの夏季インターンをきっかけに、t-news for globalで学生ライターを務める。「言葉に笑顔を映すこと」が目標。
留学生のみなさんが、今よりもっと「日本、イイネ!」と思えるきっかけになれたら嬉しいです!