• バイトあれこれ
  • 2017/11/07

バイトバックれ隊に告ぐ!正しいバイト辞め方講座【最新版】

今スグにでもバイトを辞めたい!!

バイトをしていれば、一度は必ずそう思うことがあります。その理由には、いろんなことがあるでしょう。

「テスト前にこんなシフト入れないでよ!」
「店長がウザすぎる〜」
「一生、時給が上がらない気がする…」

でも、バイトを辞めるにしてもなにかと面倒ですよね。バイトを辞めるなんて、なかなか言い出しづらいですし、やっと言い出せたところで引き留められると思うと、逃げ道を考えてしまうことはないでしょうか?

明日のバイト、バックれようかな… と。

でも、皆さんちょっとだけ立ち止まって考えてください!!

1回バックれたくらいで大したことはない、と思うかもしれません。でも、その1回のバックれは、その後の人生に響くのです。

「立つ鳥跡を濁さず」ということで、後腐れなくキレイにバイトを辞める方法を伝授したいと思います。

 

もう次のバイト探したい方へ

試験監督、モニター、在宅採点、イベントスタッフなどあなたにぴったりのバイトを見つけてくださいね。

職種別にバイトをまとめてみました!

下のリンクをクリック!

→ すぐにおすすめ求人を見たい方はこちら


目次 

1.なかなか言い出しづらい"辞めます"という言葉 
  1-1. ベストな手段はやっぱり"直接"? 
  1-2. 辞職を切り出すタイミングは? 
2.辞める理由って何を言えばいいの? 
  2-1. バイトを辞めるホンネの理由
  2-2. 「学業を優先する」といった表向きの理由も大事
番外編:
  「バックれ」は自分をダメにする?

3.もしかしてトラブル?そんなときに確認すること
  3-1. 賃金が安すぎる
  3-2. 給料が支払われない
  3-3. 理由をつけて辞めさせてくれない
  3-4. 「いますぐクビだ!」と言われた
4.もっと自分に合ったバイトあるかも?おすすめバイト!
  a)接客がストレスなら…
  b)給料が低いと思ったら…
  c)もっとワイワイ仕事がしたいなら…
  d)登録制で自分の都合に合わせた仕事がしたいなら…
5.さいごに 

 

 

 

1.なかなか言い出しづらい"辞めます"という言葉


「辞めます」

 

この4文字の言葉が、なかなか言い出せない経験はあるのではないでしょうか?

特に、店が忙しくピリピリしていたり、そうでなくとも自分が研修期間で半人前だったときに、店長や先輩が優しく教えてくれたことを思い出すと、喉の手前で止まってしまいます。

 

ベストな手段はやっぱり"直接"?


ご想像の通りだと思いますが、たとえバイト先にネガティヴな感情を抱いて退職することになったとしても、お店や会社のトップに"直接"退職の意思を伝えるべきです。

法律で決まっているわけでも、学校で教わるわけでもないですが、アルバイト(=社会の一員)として雇われた人が示すべき誠意なのです!

ただ、「そうは簡単に直接言えないよ…!」という人は、最終的には直接伝えるのですが、その前に辞める旨を電話やメールで予め連絡しておくとよいでしょう。
店長になかなか会えなかったり、店が忙しいときはより有効です。

 

電話や置き手紙、メール、LINEなどでの報告はできれば避けたいです。

しかし、働いてほんの1~2日であれば、電話でも問題はないかもしれません。
また、直接言えないからといって無断欠勤をしてフェードアウトしていこうと考えている人は、どんな手段でもいいので退職の意思を伝えてください。

なぜなら、「バックれ」は人をダメにするからです。 これは後ほど説明します。


基本的に失礼になりにくいのは、「直接」「電話」「手紙」「メール」「LINEやチャット」の順番です。


辞職を切り出すタイミングは?

ずばり、辞める日の1〜2ヶ月前が理想的です。理想的とあえて言うのは、以下のような事実があるからです。

退職したい日の2週間前までに辞めることを伝えれば、法律的には問題ありません(民法第627条により規定されています)。
(引用:アルバイトを辞めるときに法律では2週間前に言えばOK | マイベストジョブの種

でも、いきなり人が抜けるとお店が回らなくなってしまいます。そういったトラブルを極力避けるために、最低でも1ヶ月前には伝えておくことをおすすめします。

 

 

 

2.辞める理由って何を言えばいいの?

バイトを辞めるホンネの理由

No.1「仕事内容がキツイ」
No.2「人間関係」
No.3「時給が低い」
No.4「仕事内容がつまらない」
(バイトを辞めるときの理由と言い方は?【大学生のホンネとタテマエ】|タウンワークマガジン) 
※編集の都合上、中略している箇所があります。 

 

これはクロス・マーケティングが大学生188人に行った、バイトを辞めたホンネの理由です。ただ、辞めるときにホンネの理由をそのままぶつけてしまうと、角が立つ可能性があります

 

「学業を優先する」といった表向きの理由も大事

本当に資格試験や大学の勉強、就活を優先したいという理由なら、その想いをストレートに言ってしまうのが伝わりやすいかと思います。

しかし、「他の人と仲が悪い」「時給が安い」といった言いづらい理由の場合は、丸く伝えることも大事です。

特に、辞めさせてくれないような雰囲気があるお店では、「シフト減らしてもいいから残って」などと説得されやすいです。本当に辞めたいと思うなら、「ゼミが"忙しく"なってきた」というフワッとして理由ではなく、「ゼミに"専念"したいので」という固い決意を示しましょう。

在宅案件や短期のバイトなど自分の都合に会ったバイトを探してみては。

自分に合った次のバイトを探す

 

 

番外編:「バックれ」は自分をダメにする?

バイトの正しい辞め方について紹介しました。なぜ、ここまで「正しく」辞めることにこだわるのでしょうか?

1つ目の理由は、あなたがバックれたことによって生じたお店の不利益を、損害賠償として請求される可能性があるからです。

バイト先に連れ戻すため、もしくは説教のために、自宅まで押しかけてきたり何度も電話がかかってくるということは実際にあるようです。(現実に、訴訟にまで発展することは店側にとっても大きな負担になるのであまりありませんが…)

 

2つ目の理由は、バイト先の人を心配させてしまうからです。あなたはバイトを休んでスッキリしていても、1人分の穴があいたことで他のスタッフは忙しくなることはもちろんですが、無断欠勤をすると「もしかしたら途中で事故に遭ったのでは…」と店のスタッフに心配をかけてしまうことになります。

バイトをバックれると、何度もバイト先から電話がかかってくるかもしれません。あなたは督促されているように感じるかもしれませんが、きっと勤務先の人はあなたを心配をして連絡をしているのでしょう。


3つ目の理由ですが、これを一番強調したいと思っています。

それは、バイトをバックれると逃げ癖がついてしまうのです。

バイトでなくても、なにか辛いことや大変なことがあったときに、「まぁ行かなくても大丈夫」「逃げちゃえばいいや」と考えてしまいます。

アルバイトは社会の一員としてお金をもらいながら働けるいい機会です。
もちろんラクなことではないですが、逆にここで逃げ癖がついてしまうと、この先自分を負のスパイラルに追い込む可能性がでてきます。

バックれて辞めたカフェやコンビニの近くを歩くと、何か気まずい感じがするというのも精神衛生上よくないですよね!

 

 

 

3.もしかしてトラブル?そんなときに確認すること

バイトを辞める時に、トラブルに巻き込まれることもあります。よくあるトラブルと、その対処法を知っておきましょう。

賃金が安すぎる

賃金が明らかに安すぎる場合、最低賃金を下回っていないか調べてみましょう。最低賃金とは、国が決めた労働者に支払われるべき賃金の最低額のことです。地域ごとに決まっているので、自分の働いている地域の最低賃金は把握してしておきましょう。

給料が支払われない

途中でやめたとしても「働いた分の賃金」は受け取る権利があります。辞めた職場にお金のことで連絡をするのは気まずいと思うかも知れませんが、泣き寝入りしてはもったいないです。

意図時に給料を支払わないのは、れっきとした違法行為ですので、労働基準監督署に相談をしましょう。

理由をつけて辞めさせてくれない

最初に紹介したように、辞めたいと思う2週間前に報告をしていればアルバイトは辞めることができます。例えば店長に、「1年契約だから」「代わりの人を見つけないと」「損害賠償を請求する」という理由で辞めさせないと言われても、一切効力を持ちません。

バイトを辞められなくて悩んでいる場合は、労働基準監督署に相談してください。

「いますぐクビだ!」と言われた

バイトを辞める、という話をすると店長が激昂することもあるかもしれません。もし、「いますぐクビだ!明日から来なくていい!」と言われたら、どうしたほうがいいのでしょうか。

実は、店が労働者を解雇するときは30日以上前に予告をする必要があります。いきなりクビ宣告をされた場合、店は解雇予告手当として30日分以上の平均賃金を支払わなくてはいけないのです。

いずれにしても、理不尽な対応をされた場合は真摯に対応をしましょう!

 

 

4.もっと自分に合ったバイトあるかも?おすすめバイト!

バイトが自分に合わないと思ったら、新しいバイトで活躍しませんか?ここでは、バイトを辞める理由別にカテゴリ分けをし、おすすめバイトを紹介したいと思います。

a)接客がストレス、あまり話したくないなら…
【試験監督】【採点・添削】
 【軽作業】【モニター】【事務】

お客さんに嫌な事を言われて1日がブルーになってしまう、そんな人は接客業以外の職種もたくさんあります!

 

b)給料が低いと思ったら…
【軽作業】【コールセンター】
【ブライダル】【ホテル】

給料が低いことで悩んでいるなら、時給を上げましょう!そのためには、もともと時給が高い職種を選ぶ方法と、夜勤中心のアルバイトにする方法があります。

 

c)もっとワイワイ仕事がしたいなら…
【イベントスタッフ】【飲食】【販売】

ワイワイ声をだしたり、汗をかきながら仕事をしたいのならこのようなおすすめバイトがあります。


d)登録制で自分の都合に合った仕事がしたいなら
【イベントスタッフ】【サンプリングスタッフ】
【ホテル・ブライダル】

 

 

5.さいごに

アルバイトの辞め方・次の新しいバイトを探し方は、参考になりましたか?これまで、今のバイトを辞めるための話を中心にして参りました。

 

「まだちょっとバイトを続けようか迷ってる…」という方!

t-newsでは、あのときバイトをやめないでよかった!と思える話を集めた、こんな記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください。

t-news 参考記事
「やめること」をやめてみませんか?先輩が伝える、サークルやバイトを続けるべき2つの理由

 

もし、バイト先でやりがいを感じたり、自分が活躍できる可能性があるなら、続けるという選択をしてみるのはどうでしょうか…?

「やりきった!」「このバイト先が自分の誇りだ!」と達成感を味わうためには、多少の苦しみは味わわなくてはいけません。また、それなりに長くその環境に身を置くことも重要です。

せっかくアルバイトをするのであれば、「バイトからなにかを学んだ!」「バイトをして良かった!」と満足したいですよね。

 

いずれにせよこの記事を読んで、現状から逃げ出すことはせず、続けるとすれば"今まで嫌だったことを自分で変えられるように努力する"、辞めるとすれば"正しい辞め方をして、新しく自分にあったバイトを見つける"という工夫が必要だ!と感じていただけたら何よりです。



安井一輝

著者:安井一輝

茨城県出身の某国立理系大学に通う3年生です。空いた時間の大半は音楽サークルの活動をしています。紅茶集めやカフェ巡りが趣味です。インパクトのある記事を日々みなさんのもとへお届けすることをモットーに、2015年2月からt-newsWebライターをやっています。みなさんの楽しい大学生活をサポートできれば嬉しいです!