• 2020/07/01

【東京大学】医学部健康総合科学科

医学部健康総合科学科

東大の進振りにおいて、学科の情報は公式HPだけでは物足りないと感じるかもしれません。
そんな方のために、t-newsではその学科の先輩に聞いた情報をもとに、学科の紹介を行っています。

今回ご紹介するのは、医学部健康総合科学科です。
人や社会について健康に関する様々な問題に興味のある方は必見です!


目次

1. 医学部健康総合科学科とは?
2. 学科の人数や男女比、雰囲気は?
3. 学科の勉強面での特徴は?
4. おわりに


1. 医学部健康総合科学科とは?

健康総合科学とは、ひとびとの生活にとって重要な構成要素である健康を軸に置き、人が生まれ、生活し、一生を終える一連のプロセスにおいて、幸福(ウェルビーイング)向上を実現するための科学です。健康総合科学では、人間の個別性・多様性、社会背景・社会規範などへ配慮し、さらに社会へ貢献することを目的をしています。
この健康総合科学の目的に到達するためには、ひとびとの健康を支える理論と実践を志向し、自然科学・人文社会科学・そして実践科学の体系的統合を実現する必要があります。そのために、健康総合科学科では、環境生命科学・公共健康科学・看護科学の3 専修を設け、専修間の相互連携を図っています。
引用元:http://www.hn.m.u-tokyo.ac.jp/

 

 

2. 学科の人数や男女比、雰囲気は?

今回は、2018年度進学の現大学院1年生の方にお話を伺いました!

2018年度進学(2018年に3年生)の代については、以下のような回答が得られました。

【人数、男女比】
学科の人数は約30人で、男女比は5:5程度だそうです。
(東大の中で男女の人数が等しい学科は珍しいのでは...!)

【交流の範囲】
学科内に3つの専修が存在しますが、共通必修科目も多く関わりは多いです。

【学科内の雰囲気について】
・文理の割合、男女の割合、共に半々程度でバランスが良い学科。
・文系でも理系でも楽しめる。
・面倒見の良い先生が多い。
・男女関わらず仲の良い雰囲気。

 

 

3. 学科の勉強面での特徴は?

勉強面の特徴についてもお伺いしました!

学科の特徴として、以下の特徴をあげていただきました。

・先生との距離が近い
・卒論がある
・必修は多すぎず、自由度がある
・理転した人でも苦労しない
・グループワークを行う授業が多い

 

さらに、この中で専修の特徴として大きな点を3つ選んでいただき、それぞれについて軽くコメントして頂きました!

ポイントその1:グループワークを行う授業が多い
知識のインプットよりも、どう考えるかを学生間で議論しながら学ぶことを重視している授業が多いと思います。
ポイントその2:先生との距離が近い
授業中に質問がないか頻繁に問う先生が多いです。先生たちは、生徒からの反応を楽しみたいと考えているのだと思います。
ポイントその3:必修は多すぎず、自由度がある
必修はもちろんありますが、コマ数が多すぎることはないと思います。取得単位数の一部は他学部の単位を認定してもらうことが可能です。(経済学部や文学部、教育学部など様々な講義を受けている人がいます。)

先生と学生間や学生同士のコミュニケーションを大切にしている学科なようですね。理論だけではなく実践的な分野に興味がある方にはぴったりかもしれません。
理転した人の割合が高く、前提知識に関係なく学べる学科であることは、理転を考えている文系の方には耳より情報ですね!

興味を持った方はぜひ、学科の先輩や教授などにも聞いてみるのもよいかもしれません!


4. おわりに

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この学科紹介ですが、様々な学科について特集をしていますので、他の学科についてもぜひ読んでみてください!

みなさんの進振りがうまくいくことを願っています!

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