農学部環境資源科学過程 国際開発農学専修
東大の進振りにおいて、学科の情報は公式HPだけでは物足りないと感じるかもしれません。
そんな方のために、t-newsではその学科の先輩に聞いた情報をもとに、学科の紹介を行っています。
今回ご紹介するのは、農学部環境資源科学 過程国際開発農学専修です。
食料生産や生物圏に関するグローバルな問題に興味のある方は必見です!
目次
1. 農学部環境資源科学過程 国際開発農学専修とは?
2. 専修の人数や男女比、雰囲気は?
3. 専修の勉強面での特徴は?
4. おわりに
1. 農学部環境資源科学過程 国際開発農学専修とは?
●農学部環境資源科学過程 国際開発農学専修とは (公式HP)
地球規模で発生している諸問題を解決するためには、環境、社会、経済の相互連関を意識し、民間企業や市民社会などのあらゆる関係者が連携しつつ持続可能な開発目標(SDGs)を達成する必要がある。本専修は、人類の生存を支える食料生産と生物圏の保全を通じた、安全で豊かな国際社会の実現に貢献できる人材、とりわけ学問と政策と実践とをつなぐ総合力を備えたグローバル人材の育成をめざしている。
引用元:https://www.a.u-tokyo.ac.jp/faculty/faculty_kokusaikaihatsu.html
2. 専修の人数や男女比、雰囲気は?
今回は、2020年度進学の現3年生の方にお話を伺いました!
2020年度進学(2020年に3年生)の代については、以下のような回答が得られました。
【人数、男女比】
専修の人数は21人で、男女比は6:4か7:3で年度によるようです。(現在3年の代は6:4)
【専修内の雰囲気について】
・全部で21人とこぢんまりした専修。
・理系の中では男女のバランスがいい方。
・実験で班になる人とは特に関わりが深くなる。
・泊まりがけの実習が4〜5回あるので、そこでも仲良くなれる。
3. 専修の勉強面での特徴は?
勉強面の特徴についてもお伺いしました!
専修の特徴として、以下の特徴をあげていただきました。
・1授業あたりの受講生が少なめ
・卒論がある
・必修が多い
・理転した人でもそこまで苦労しない
・研究室やゼミで他学部・他学科を選ぶことができる(一定数いる)
さらに、この中で専修の特徴として大きな点を3つ選んでいただき、それぞれについて軽くコメントして頂きました!
ポイントその1:研究室で他学科のものを選べる。
この専修は農学部の前期教養とも言われるように広い分野に開かれており、専修の枠を超えて自由に研究室が選べます。
ポイントその2:理転した人でも苦労しない
理転した人が多いです。3割ほど理転の人がいますが、高校時代や前期教養の履修はそこまで関係なく、意欲があれば誰でもついていけます。
ポイントその3:必修が多い
3Sは、必修だけで18コマあります。ほぼこの専修の人しかとっていないこぢんまりした授業もいくつかあります。必修の中には実験や実習の2〜3時限連続のものもあり、時々早く終わることもあります。
他学科の研究室を選べるのは、かなり興味深い制度ですね。
理転した人の割合が高く、前提知識に関係なく学べる専修であることは、理転を考えている文系の方には耳より情報ですね!
こじんまりとした規模だからこその良さがあり、この分野に興味がある学生さんにとっては非常に有意義な専修になるのではないでしょうか。
興味を持った方はぜひ、専修の先輩や教授などにも聞いてみるのもよいかもしれません!
4. おわりに
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この学科紹介ですが、様々な学科について特集をしていますので、他の学科についてもぜひ読んでみてください!
みなさんの進振りがうまくいくことを願っています!
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