• バイトあれこれ
  • 2021/09/05

【家庭教師】「先生、向いてないかも…」担当交代も経験した私が、最高の“やりがい”を見つけるまで

こんにちは!t-newsライターのミナです。

「家庭教師、興味あるけど、自分にできるかな…」
「もし生徒さんと合わなかったらどうしよう…」


新しいバイトを始める前、誰もがそんな不安を感じますよね。

何を隠そう、私自身もそうでした。
これは、そんな私が家庭教師として最大の挫折を味わい、そこから「お金より大切な何か」を見つけた、少し不器用な私の成長の物語です。

「私のせいだ…」担当交代の悔し涙

もともと人見知りだった私。家庭教師として初めて担当した生徒さんとの授業は、今思い出しても顔が赤くなるほど、気まずいものでした。何を話せばいいか分からず、ただテキストを進めるだけ。生徒さんの「わからない」というサインに気づく余裕もありませんでした。

結果は、すぐにやってきました。
「生徒さんと合わないようなので、担当を交代で…」
電話口の言葉が、胸に突き刺さりました。悔しさと、自分の不甲斐なさで、その日は一人で泣いたのを覚えています。

失敗から学んだ、たった一つの大切なこと

「もう家庭教師は辞めよう」
そう思った時、ふと頭に浮かんだのは、上手く話せなかった私に、それでも必死に何かを伝えようとしていた、あの生徒さんの顔でした。

私は、自分のことばかりで、生徒さんのことを見ていなかったんだ。
私がすべきだったのは、一方的に「教える」ことじゃなかった。
「この子は今、何を思っているんだろう?」
「この子の将来のために、私にできることは何だろう?」
ただひたすら、相手に寄り添うことだったんだと、その時やっと気づきました。

「先生が一番好き」という言葉に救われて

もう一度だけ挑戦しよう。そう決めて次に出会った生徒さんとの授業で、私は自分のやり方を180度変えました。

①:『教える』から『聞く』への転換

新しい生徒さんとの授業で、私はまず、勉強の話をしませんでした。好きなアイドルの話、学校の悩み…。ただひたすら話を聞くことに徹したんです。すると、生徒さんがポツリと『数学の、ここが本当にわからないんだ』と心を開いてくれました。信頼関係が、すべての始まりでした。

②:自信をくれた、生徒からの言葉

生徒さんの表情を見ながら、例え話を増やしたり、図を描いたり、伝え方を工夫するうちに、『先生の授業が一番わかりやすい!』と言ってもらえて。人見知りだった私が、人に合わせて話す楽しさを知り、自分に少しだけ自信が持てた瞬間でした。

生徒が、私を成長させてくれた

そして先日、その生徒さんから「先生のおかげで、第一志望に合格できたよ!」と、弾んだ声で電話がありました。

あの時、担当を変えられて悔し涙を流した私が、誰かの人生に貢献できている。そして、人のために働くことで得られる、言葉にできないほどの喜びを知ることができた。

私はずっと、生徒さんのためにと考えてきました。でも、一番成長させてもらったのは、間違いなく私自身です。

おわりに

家庭教師は、時に失敗もするし、深く悩むこともあります。でも、本気で誰かと向き合った経験は、あなたを必ず、昨日より少しだけ強くしてくれるはずです。
あの日の私の悔し涙が、今この記事として、誰かの勇気になれているなら、こんなに嬉しいことはありません。

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